hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

実の母について

回答数回答 2
有り難し有り難し 30

私は9歳、7歳、2歳の3人の男の子の母です。私の母は小学生組の学校行事だったり、私が用事があったりした時には2歳の孫の面倒を見て助かってるし、感謝もしています。でも最近、2歳の子を甘やかして困っています。
台所にはベビーガードをつけていますが、入っても見張ってるから大丈夫とか、財布をイタズラしてお金をイタズラしても、口に入れないように見張ってるから大丈夫とか、何か食べる時は、子供用の椅子に座らせることに決めてるのに、リビングのマットの上やソファーの上で食べさせてしまいます。何度注意してもイヤイヤされると好きなようにさせてしまうので困っています。 
母は2年前に軽い脳梗塞で倒れましたが、発見が早く杖なしで歩け、言語もハッキリして問題はないのですが記憶が苦手になったのか子供たちの名前も忘れてしまったりする時があります。
母もダメな時は注意してくれますが、ママが怒るよとか、ママがダメだってとか、私が怒るからダメと言います。本当にダメなことはちゃんとダメと言ってほしいのにと思ってしまいます。実の親なので注意もしますが、病気のなか、頼ってしまって、こんな思いは我が儘なのは分かっていますが、疲れてしまいます。
そのせいか、母が来てくれた時は2歳の子もなついて、私が見えてないような状況です。
頼んでおいて、我が儘な考えは分かっているつもりですが、どうしたらよいですか?
ちなみに母は片道1時間半~2時間かかるとこに住んでます。母からしたら、可愛い孫なので、分かるのですが、困ります。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

預ける時だけでも、お子さんの甘えを見ないふりしましょう。

毎日、子育て お疲れ様です。3人のお子さん、みんなタイプも違うでしょうし、それぞれの子ども達に気を配りながらは大変でしょうね。
お母さんは、あなたにとっても、助かる存在よね。それで、あなたも時間が持てる◎

2歳児さんは、好奇心や自我が芽生えて、元気いっぱいよね。お母さんにとっても、一番下は可愛くて仕方がないんじゃないかしら。

保育の経験から言うとね。そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。子どもは、ちゃんと大人を見ていて、この人にはワガママ言える、甘えられるって、判断しているの。だから、あなたが お母さんに気になるところを注意してもらっても、また別のことで おばあちゃんを困らせながら甘えるんじゃないかなと思います。子どもは賢いからねぇ〜ちゃんと、お母さんは育ててくれる人、おばあちゃんはワガママ言える人って、見抜いています。そうやって、いろんな立場の人がいることを、子どもは身近な環境から学んでいきます。
それに、あなたの躾はちゃんとお子さんの身についていきますよ◎ 今はもうちょっと、おばあちゃんと孫さんの時間を見守ってあげてはどうかしら。おばあちゃんにとっても嬉しい時間でしょうし。これから、幼稚園や小学校と、集団生活になれば、きちんとあなたの躾が身についていきます◎
あなたの気持ちも分かります。母親には、しっかり育てる責任があるものね。でも少しだけ、おばあちゃんに預ける時だけでも、甘えを見ないふりしてあげましょう。おばあちゃんにも、いつも助かるありがとうと感謝を。そしたら、ママが怒るよ より、ママの言うこと ちゃんと聞こうね と、気持ちに余裕が出ると思いますよ。誰だって、子守を頼まれて、見ているのに、怒られたくないものね。ガミガミ言われたら、孫に愚痴りたくなるもの。

大丈夫。あなたのお子さんだもの。
しっかり、育つに決まってます(*^^*)
その分、あなたも息抜きしてね。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

大丈夫!。心配することなし。

〈母は片道1時間半~2時間かかるとこに住んで〉いながら、孫の世話に来てくれるのですか?。「可愛いから」来てくれているのは間違いありません。
しかし、よく考えて下さい。あなたを《立派に育ててくれた》のは誰でしょう・・・。お母さんでしょう。《経験ある先輩》ですから、気にせず安心して「お任せ」して下さい。
3歳までの子は具体的な記憶は残らないのです。ちなみに具体的な記憶は5歳くらいからだそうです。
つまりあなたが「甘やかしている」と思っていても、子供は「甘やかされている」という具体的な記憶は残りません。むしろ「可愛がってくれている」「この世に生まれて、周り(お祖母ちゃんやあなた)に祝福されているという《優しく・嬉しい》❝感情❞だけが記憶されるのです。それが豊かな「情操」を作ります。
つまり、3歳までの子は、いくら「可愛がる=甘やかし」てもよいのです。〈ママが怒るよとか、ママがダメだって言っているよ〉と言うのも、あなたのせいにしているのではなく《あくまで子供の将来に責任を持っているのはママなのだ》、という意味だと思います。安心してお任せすればいいのです。大丈夫!。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。せっかく頼んでるのだからもう少し多目に見てあげようと思います。

ありがとうございます。安心しました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ