結婚とは「生計を共にする契約」なのですか?
私には付き合って10ヶ月程になる27歳の彼氏がいます。とても優しい人です。
これまでの人生で、結婚を意識したことはありませんでしたが、彼とは強い結婚願望があります。
しかし、大きな問題があります。彼は、職歴・資格・免許など一切無い、高卒フリーターなのです。
彼とは学生時代のバイト先で知り合い、付き合い始めは結婚願望はありませんでした。
彼も同じ気持ち(結婚したい)でいてくれています。ですので、少しずつ行動していくことにし、教習所に通い始め、秋頃には車の免許を取れると思います。
貯金も始めました。贔屓目ですが、彼は今頑張っていると思います。
ただ、就職活動は免許を取ってからということになりました。これだけは先が見えません。正直、就職出来るのか分かりません。就職出来ても、家庭を持てるほどの収入を得られるか分かりません。
そういったことを考え出すと、すごく不安になります。母も難色を示します。親なら当然だと思います。
でも、今頑張っている彼を信じたい気持ちが大きいです。
長々と綴ってしまいましたが、結婚とは「生計を共にする契約」なのですか?
生涯を共にする人を、年収や社会的地位で選びたくありません。
これもまた、言い訳なのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
様子を見るのも信じることの1つの形
んー、まぁ、そういう一面もありでしょうね。それが全てではありませんが。
私も夫であり、二児の父です。今の日本で子供を1人育て上げるにはだいたい3000万円かかると言われています。
https://matome.naver.jp/odai/2133750561213217901
年収や社会的地位で選びたくないという考え方は嫌いじゃありません。むしろ好きです。でも、現実は現実として受け止めねばなりません。
男目線で書きますが、家庭を持って子供が欲しいねという話になった時、収入がなくて産めませんとなって惨めな思いをするのは彼氏さん自身です。
もしあなたが「子供はいらないよ。あなたと一緒にいられればそれで幸せだよ」と思えたとしても、彼氏さんはこう思うでしょう。「十分な収入があって、それでも子供を産まないなら違うんだ。でも、俺はそうじゃなかった…そうは出来なかったんだ…申し訳ない…惨めだ…」
ひょっとしたら、そんな思いを一生涯抱え込ませることになるかもしれません。
でも、田中角栄さんなんか中卒で総理大臣まで上り詰めました。極端な例ではありますが、人生ってのは分からんモンです。分からんからこそ、焦らんのが秘訣です。
彼氏さんは27歳ですが、男は歳とってから結婚しても大丈夫です。徳川家康なんか60代になってから3人も子供が産まれています。待たせておけばええんです。
でも、女性には高齢出産というリスクがあります。そこから逆算して人生設計をしましょう。
そうした時に、あなたはまだまだ若いのですからじっくり腰をすえて取り組みましょう。例えば大卒の女性なら22歳で社会に出ますね。そこで22歳までは彼氏さんの様子を見る。それまでに就職のメドがたてば、あらためてお母さんと話してみるとか、あくまで一例ですがそんな考え方も出来るんです。
一生涯の大事について、分からんことを分からんまま決めるもんじゃありません。焦らずじっくりコトコト煮込みましょう。そうしているうちにさゆ様の社会経験も煮込まれてきて、人生観にもまた違った味が出てくるでしょうしね。それから考えてもええんです。
質問者からのお礼
お坊さんとしてのご意見だけでなく、男性目線からのご意見もお聞きできてなるほど〜と思いながら読ませていただきました。
「待たせておけばいい」という言葉にとても救われました。私が待つことはあっても、彼に待たせることは無いと思っていました。選択肢にありませんでした、目から鱗でした…。
やはり私の中で期限と言いますか、ここまでという目処を決めておかないと、いつまでたってもズルズルと踏ん切りが付かない気もします。私は3年後はまだ22歳ですが、彼は3年後にはもう30歳です……。仰る通り、取り敢えずは22歳を目処に考えてみます。
私自身、この数週間ですごく大きな出来事もあり、まさに「人生ってのは分からんモン」だなあと、感じております…。
折角ご回答をいただいていたのに、お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
何事も「焦らず、じっくり、コトコト」を信条にしてみます♪
お身体にお気をつけくださいね
本当にありがとうございました