素直に聞けない
お世話になっております
長男のことについて相談です
長男は自分都合の悪いことは全て聞かない、その場から逃げたり音を出してごまかしたりします。
人間ですから聞きたくないことはごまかしたくなるのはわかるのです…が、
出来ないことに対しての『こうしたら良いのでは?』などの助言やアドバイスすらも、聞き入れようとしません。
今まで喧嘩なども多かったことも有り、嫌なときには『嫌なときにはその場から離れなさい』などのアドバイスをしてきた結果なのでしょうか?私が褒め下手で、なかなか褒めてあげられない、のも有り、以前息子は『家でも学校でもまわりには敵しか居ない』と漏らしたことがあります。
うるさいとは思ったとしても、きちんと人の話を聞き入れる心を持てるようになって欲しいのですがどのようにしていったら良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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たとえ息子といえども
モチマさんの子を想う気持ち、私も子を持つ親ですのでよく分かります。
親が何か言えば言うほどに、子はムキになって反発する。
そんな光景は、よく考えてみれば日本中で見られる親子の風景のようにも思えるのですが^^
たとえ自分の息子でも、自分の思い通りには出来ません。
息子さんもひとりの人間ですから、彼なりに考えた、彼なりの生き方があります。
なので、どうしてもモチマさんから何か言われれば言われるほど、腹を立ててしまうのでしょう。
お釈迦様のことば
『「私には子がある、私には財がある」と思って愚かな者は悩む。
しかしすでに自己が自分のものではない。
ましてどうして子が自分のものであろうか。そうして財が自分のものであろうか』
私たちのこの身体も、現世を生きている間だけ使わせてもらえる「借り物」です。
死の瞬間が訪れた時に、お返ししなければなりません。
ましてや、子はいつしか独りで歩いてゆくもの、あなたの思い通りになどなるはずもないのです。
そんな「思い通りにならないもの」を思い通りにしたいと思うところに、あなたの苦しみの原因があります。
もちろん、子のことをあれこれ心配するのは親としては当たり前、口を出したくなるのも当たり前。それもまた親のつとめですから。
逆に言えば、そんな親に反発して、自分なりの生き方を模索するためにもがくのは子のつとめなのではないでしょうか?
たまには、言いたいことをぐっとこらえて見守る。
そんな瞬間があったって良いのでは?と思います。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございました
おっしゃるとおり子供もひとりの人として見守ることを親として頑張ってみます