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既婚者の彼との将来

回答数回答 4
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一回り以上歳上の付き合っている彼氏がいるのですが、彼は結婚していて小さい子供も二人います。夫婦関係は破綻していて会話も業務的なものでほとんどなく、恋愛は外でするように言われているようです。
ただ、子供を考えて成人するまでは離婚はしないそうです。
彼は恋愛関係が豊富で色んな女性と付き合ってきました。私は彼が初めての相手でとても好きなのでこの事を告白されたときも別れることになりませんでした。
しかし私は結婚願望があり、子供も欲しいです。できれば今の彼氏と結婚したいですが何も希望が見えません。会っているときは幸せで将来など気にせず現実から目を背けている状態は自覚しついます。
また、彼の言動にも不思議なところがあり単純ですがお金に関して私の負担をあまり考えてくれずどう思ってるのか不安です。

好きなので別れられないのですが、このまま付き合っていっていくのは正しくないのでしょうか。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

正しくありません

そんな人間と付き合うのは今すぐやめなさい。

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個別相談可能
私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な者ではありません。むしろその逆で、しょっちゅう周りの方々にお尋ねして、教えてもらって生きています。質問について考え、答えようと悩むことで私自身が学び、僧侶として少しでも成長していけたら、と思っています。 youtube法話を始めました。私の名前ですぐ見つけていただきます。
本堂までWi-Fiの電波が届かないので、お内仏(家のお仏壇)のお部屋でお話します。

良くない恋愛なのは、頭では分かっているのですね。

でも、
好きな気持ちが勝っているから、
悩まれているのでしょう。

私の経験則では、
頭の判断を優先した方が良いと思います。
いずれその判断に気持ちが追いつきますから。

初めは苦しいでしょうが、
将来の見えない恋愛、
不安だらけの恋愛からは、
早く逃げてください。

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 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

学びとするならば

自分の気持ちに正直に…とか言ってあげたい気は…ありません。
「だって、本当に好きなんだもん」というのかも知れません。だけど。
「とても好きなので」だけで行くことがどれ程、自分を傷つけるか。自分の将来を駄目にするか。それを学ぶ?がせいぜい。「若い時って、バカなことをするものよね」と、二秒で総括できます。
ど真ん中ストライクで「幸せになるために、自分を戒めて、避けるべきこと(五戒)」に入っています。
なおかつ、どのポイントを見ても、あなたにリスキーなことばかり。
この間、「納得している三角関係」みたいな相談がありましたが、そこでのやり取りも見てください。
ここに相談を書かれたのであれば、ぜひ「現実に目を背けている」、その現実に取り組むべき、と申し上げます。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

別れた方がいい

ESE占い師の丹下です。
私のESE占いによると、その男は相当な狸ですね。自分の都合で付き合ってるだけですよ。
似非イイ男、似非イイ人を演じているだけです。
なぜなら本当にいい人だったら「俺とは不幸になるから」その人の側から別れるに決まってます。不倫状態なのに巻きこんだりしません。こう言っちゃなんですが、その年になると言葉たくみに心理作戦で20代の女性をその気にさせることは簡単ラクショーなのだそうです。
若い女性は、若いから騙されているとも気づかない。ある種知らぬが仏です。
都合のイイ女、性のはけ口にされていたけりゃ関係を続けなさいナ。
もっと賢い女になりたければそんなダメンズは今週中にメール打って別れること。そうすれば、もっとマトモな親も大賛成なイイ男が現われる、と私のESE占いの結果で出ています。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

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