娘の励まし方
中学生の娘がいます。
新体操を長くやっています。
今まではクラブの中では上手い方でしたが、最近他の同級生がメキメキ力をつけて来ました。
その同級生は器用で難しい技をなんなくやってしまうタイプです。
娘は基礎はあるものの、不器用でコツコツ練習して行くタイプです。
今まで、公式の大会で直接対戦する機会がなく、もうすぐ大会があり多分負けるだろうと思っており、それが怖いようです。
長い人生色々あるし、負けて学ぶ事も一杯ある。
娘も下手ではないし、亀でいいから地道に努力して悔いのない選手生活を送って欲しいと思ってますが、なかなか上手く話が出来ません。
どんな風に話をしたら、納得して貰えるでしょうか?
正直に言うと、覚悟はしているものの私も負けた時の娘の気持ちを考えると、泣きたくなりそうです。
色々検索すると、親は見守るのがよいみたいですが、なかなか気持ちが追い付きません。
アドバイス頂けたら有りがたいです。
どうかよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
学ぶこともある、でしょう?
はい、試合に出るということは、もちろん「一人の選手として立つ」という意味でしょう?つまり、「あなたの出番はない」と心得ておくことが肝要と思います。
ただ、「負けて学ぶこともある」は実際、「勝って学ぶこと」よりも多い気がしますよ。「負けること」の耐性も一つ、「分析から都合の計画立て」もひとつ。野球の野村監督が「負けに不思議の負けなし」と言っています。「なぜかハッキリしないけれど勝った」ことはあっても、負けには必ず原因がある。そう捉えるからこそ、次に向かえる。そんな話です。
けれど、親子の会話で「負けたら云々」の話を今からする必要はないでしょう。
おそらく、結果が出て彼女から何かを言ってきた時にどう応じるか?それが親として考えるべき事だと思います。先回りするとこはお慎みください。貴女が自分のプレッシャーを紛らわすために、こちらから言うことは我慢しましょう。最初にも言いましたが、彼女は「一人の選手として」試合に臨むのです。
腐ったら負け
勝って嬉しい花いちもんめ
負けて悔しい花いちもんめ
負けて泣いたり、勝って笑ったり、様々な経験を積みながら夢中で駆け抜ける・・・
青春ですね(#^_^#)
私も学生時代は体育会系(武道)でした、なんか懐かしいなぁ。
けれど競争に勝ち負けはつきものです。
対外的な競争だけでなく、クラブ内での競争も、必ず勝ち負け、勝者と敗者が生まれます。
スポ-ツってそういうものですからしかたがないのだけれど、忘れちゃいけないのは、勝者も敗者も、どちらにも敬意が払われなければならないこと。
それがスポ-ツマンシップ、フェアプレイの精神ですよね。
何のためにスポ-ツを頑張っているのでしょう、本人は勝利の喜びを得たいからかもしれませんが、応援する私たちは、それだけでは無いんだ。
勝ち負けよりも大事なもの、フェアプレイの精神を学んでほしい。
ということを忘れずにいたいものです。
人は壁を乗り越え、挫折の辛さを味わってこそ成長できるというもの。
ライバルに負けても、そこで腐らず胸を張れと言ってやりましょう。
勝って嬉しい、負けて悔しい、という感情の起伏は必ずある。
けれど、そのどちらにも心を留めてはいけません。
ベストを尽くすことこそが何より大事なんだ、ということに自ら気づいて欲しいですね。
質問者からのお礼
お二方ともありがとうございました。
本当に胸に染みました。
負けても勝っても腐らず胸を張って貰えるように見守り、1人の選手として尊重します。
本当にありがとうございました。