人生の岐路での決断について
私は現在大学四回生で、就活生でもあります。しかし、三ヶ月ほど就職活動をして、内定をもらえてないまま休止してしまっている状態です。
休止の理由としましては、今まで何も考えずに高校から大学へ、そして就職へ、という流れに乗ることに疑問を感じてしまったからです。
思えば今まで特別に努力したことなどなく、適当に周りに合わせて生きてきました。そのせいか、自分のやりたいことに全力で取り組むことができている人が、とても眩しく見え、憧れるようになっていました。
そこで、自分のやりたいことはなんだろう、と考えた時、昔から好きだった、絵を描いたり、漫画を描いたりではないかと思うようになりました。
しかし、漫画家を目指すなら、一からのスタートになるので、このまま就職せずに必死になって取り組んでやっと、職にできるかどうかのレベルだと思います。
もちろんそんなに甘いものだと思っていないので、必死になって目指してなれなかったら仕方ないことは分かっているのですが、まだ覚悟が決めきれずにいるということは、人生を賭けるほど目指したい夢ではないのかなとも思います。
両親はあなたのしたいことなら応援すると言ってくれていますが、せっかく大学まで行かせてもらったのに、就職せずに不安定な生活に望むのはもったいないと友人から意見されたりもして、決断ができずにいます。
私は、これからでも就職活動をして、両親を安心させるべきなのでしょうか。それとも、茨の道覚悟で挑戦してみるべきなのでしょうか。
まとまりなく長い文章になってしまいましたが、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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遅咲きのカリスマ漫画家デビュー
まずは、仕事をしながら、サラリーマン漫画家をなされてはいかがでしょうか。
好きな事なら、仕事の後でもできます。
私も好きなギターは仕事とは別にいくらでもできます。
ですが、深夜では騒音です。
しかも、それが、お金になるかといえばビタ一文にならなかったりします。
学生時代の音楽仲間の一人はサラリーマン作曲家としてAKBにも曲を提供しています。(売れっ子)
もう一人は、作品を特に作ることもなく仕事をしながら純粋に音楽を楽しんで、ライブカフェで定期的に演奏しながら飲んだくれて人生を謳歌しています。
もう一人は、盛んに活動していたバンドをやめ音楽業界で製作者として働いています。
もう一人は他のメンバーはセカイノオワリのシャツを作る仕事をしながら自分のバンド活動をしています。
もう一人は、深夜エレキをガンガンに弾きながら、親のお寺の仕事の手伝いと、ネットの無料お悩み相談と坐禅会たったの500円というまったくお金にならないセイカツノオワリなアホな活動をしています。
それでも、好きな事は好きな事として、関わりを持って行っています。
生活ができるかどうか。
まず、そこです。
好きな事をしたい!みんな誰でもそうしたはずですよ。
現実は、本当に甘くない。
ボクも漫画描きたい、という人がみんな売れたら、ビジネスは成り立ちません。
夢はあってイイのです。
夢が本当に、夢物語ならば、絶対やめた方がいいです。
男性特有のマリッジブルーだと思って、方向転換・軌道修正して、まっとうな道を歩みながら、作品を投稿し、流れに乗ったら退職しましょう。
親を喜ばせるための我慢はよくない
ご自分のやりたい事をやったらどうですか。
大学に行ったのも無駄ではないはず。後悔しないようにやりたいことをやってみてから考えてもいいのでは。
親を喜ばせようという気持ちで決断していくと、うまくいかない時に、人のせいにしたくなります。
どんなことをやってもうまくいかない時はあるものです。
その時に頑張れそうな仕事をよく考えてみてください。
人より時間が多少かかることは、決して悪いことではないです。よく考えて満足のいく決断をしてください。
よく調べてから進路を決めましょう
ご門徒の息子さんでマンガ雑誌の編集長をしている人と、大学のマンガ学科を出た若い女性がおいでになります。
編集長氏によると、なかなかデビューできる人が少ないということです。マンガ学科卒の女性は、アルバイトをしながら少しずつマンガや絵を描いています。
どうしろ、ということは勿論いえないのですが、「敵を知る」ことが進路決定の第一歩になると思います。まずはマンガ業界のことをよく知ってください。