明日なんて来なければいいのに
お忙しいのに、連続の質問をお許しください。
バイトのことが気になって、気になって、体調まで崩してしまいました。セルフでストレスチェック等をしても、やや高めという診断です。
「バイトを辞めたい」「でもまだ頑張れるんじゃ?」という感情の浮き沈みが一日の中で何度も繰り返している状況です。
正直、バイトが辛いと感じています。
・職場の雰囲気に溶け込めない
・社員さん(上司)が威圧的で怖い
・体力の限界を感じる
職場の雰囲気、特に同僚の空気感に溶け込めません。社員さんに関しては、私が高校生の時に不登校になった原因の担任を思い出してしまい、とても怖いです。他の人から見れば威圧的ではないのかもしれません。でも私には威圧的で、恐怖の対象になってしまいます。
母へ相談しましたが「まだいい方でしょ」「考えすぎなんじゃない?」「そんなことじゃ就職してもすぐ転職しそう」と言われました。
唯一、今の私を支えてくれ、「辛いね」と声をかけてくれた友人のおかげで、心を保っています。
この状況、感情は、私が不登校になった頃と非常に酷似していて、またあの頃に戻るのか、と恐怖と劣等感で苦しいです。辞めたい。早く辞めてしまいたい。でも辞める勇気すらない。
私がすごく甘い考えであることは重々承知です。「働く」ということへの理解と覚悟が不足しているのでしょう。全面的に私が悪いのです。
私より劣悪な労働環境、俗に言うブラックバイトで働いてる人だってたくさんいます。
そんな中、私がゆとりで、弱く、甘いがためにこんな弱音を吐くなんて、許されないと思います。
こんな私が存在していていいのでしょうか。私は必要ですか?
本当に辛くて、辛くて仕方がないです。明日のシフトも、そしてこの先も、出勤することが苦痛です。職場での視線が怖いです。
明日なんて、もう来なきゃいいのに。
こんな私ですが、上手くストレスや重圧と付き合って生きていくことはできますか?
助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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バイトはオプション
りーちぇ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
拙生のことですが、大学時代初期の頃にバイトを幾つも掛け持ちしてしまい、やがて無理がたたって潰れた経験があります。そして、塾の講師を一つバックレて辞めてしまいました・・扱いにくい生徒が正直ストレスでもあったのであります・・
あのときは確かに悩みましたが、自分の器の容量を知り得れたところもあり、優先順位を考えて物事を判断する良い経験になったと今では振り返ります。
さて、りーちぇさんの状況を鑑みますと、ズバリ、辞めることをお勧め致します。
バイトは、社会勉強の一つの参考とするまでのことで、そんな本気で、追いつめられてまでする必要などないということです。学費や生活費などの余裕が無いとなれば別ですが・・
拙生の周りでも、バイトを重視し過ぎてしまったために大きく失敗してしまった方も幾人か見ています・・
要は、小さな世界に囚われてしまい、視野狭窄に陥ったことで、正しい判断ができなくなってしまっていたのではないだろうかと思われます。
とにかく、そこまで辛いのであれば、もうレッドラインに近いです。
「逃げるは恥だが役に立つ」(本当の原文は、ハンガリーのことわざで、「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」)と考えて、辞めることで、優先順位の整理、判断の基準の整理、ストレス・重圧への耐性の見極めなどにより、次のための参考経験として参りたいものでございます。
とにかく、一つ二つバイトを辞めることがあってたとしても、そんな気にすることもありません。とにかく、学業本分、バイトは所詮オプションで、やってもやらなくてもどちらでもよいのです。バイトで無理しない、頑張りすぎないを心掛けて下さい。
川口英俊 合掌