LGBTの現状について
こんばんは。私はトランスジェンダーの者です。(性別は女性にしてありますが戸籍上は男です)
私は日頃より「自分らしく生きる」とか「やりたいことをやる」とかそういう輝かしい未来を追い求めてきたつもりなのですが、夢見がちな性格がたたってもう何をする元気もありません。
LGBTの就職や結婚の厳しい現状は私の想像を超えるものがあり、「私はなんとかなる!」とか「頑張れば!」とか、散々ポジディブにやってきたつもりなのに結果として何一つ良いことがなく、心が折れてしまいました。
また、私は仏教学にとても興味があり当サイトに書き込むきっかけもそこにあります。
やりたいことも、時間も、興味もあるのに性的マイノリティーがあるというだけでこんなにも暗い未来しか見えないものかとかなり悲観的になっています。
親もそれなりに理解があり、不幸なんて生意気って思われる方もいると思うんですが私はいまとてつもなく不幸です。
また、合わせてご回答願いたいのですが仏門に実際にLGBTの方はいますか?
また、LGBTのひとは実際現状的に僧として受け入れてもらえるのでしょうか?
また、宗教上の理由でそもそもLGBTを受け入れない宗派などがあったら教えていただきたいです。
やる気もやりたいことも時間もあるのに全てに足かせや心の痛みがつきまとうというのはこんなにも辛いことなのでしょうか…
ご回答お待ちしております。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
社会的にも課題は山積み
修行道場に行くと、カミングアウトしていないまでも、LGBTの方だろうと思われる仲間はいました。仏教の教えとしては、それを否定することもありませんし、ありのままを受け入れる、温かな赦しの宗教であると思います。
しかし、個人としてどう捉えているかは、その僧侶により違う可能性もあります。僧侶でありつつ偏見を持つ者もいると思います。
出家についてですが、
男性として男性のいる修行道場に行くのか、女性として尼僧堂に行くのか、その辺はよく分かりません。たぶん今の段階で明確な答えはないと思います。
仏教界もそうした社会的問題をどのように捉え、対策をしていくのかは課題であるといえます。
まずは出家という形ではなく、男女共に修行ができるお寺や参禅会などに行き、深く仏教に触れ、正師と言える方に出会うことが大切です。本物の方です。心の底から救われる道を知っている方、導くことができる方。そうした方を見つけるのです。
そうした方に出会えたら、その師匠の元で得度したらいいと思います。
まずはよく知ること。イメージではなく本物を見て体験してください。
お坊さん一覧をずっと見ていくと、その中に柴谷宗寂さんというお坊さんがおられます。
その方はあなたと同じなのかなと思います。
最近はハスノハに回答していませんので、あなたの質問も目にしていないかもしれません。
可能でしたらフェイスブック等で探してコメントしてみてはどうでしょうか。ハスノハで見つけましたと書けば応えてくれると思いますよ。
お釈迦様は男女平等の思想です。もちろんLGBTも同じです。ですから、僧としてダメなんてことは有りませんし、もしあったとしたらそれは仏教ではありません。
お釈迦様の説いた平等思想を、いまだ差別の多い日本社会ではありますが、少しでも育てていきたいものですね。
質問者からのお礼
仏教に深く触れてみる決心がつきました。
私も仏教の良いところは○○しなければいけないということよりも赦しや各々の幸せを望むことにあると考えています。
今度円通寺に伺わせていただきますね☺︎
>>聖章様
ご回答ありがとうございます。
柴谷さんなら存じ上げておりますがハスノハにもいるとは知りませんでした。
教えてくださりありがとうございます。
柴谷さんの公演会の記事を見たことも仏教への興味が湧いた理由の一つですのでやはり一度しっかりお話できたらと思います。
ありがとうございました。