回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いますよ
拝読させて頂きました。
「幽霊っているんですか?」について宗門的な回答としては明確にはあまり聞きませんね…。
個人的な経験や意見を述べさせて頂きます。
私は幼い頃から幽霊つまり霊的な存在、魂を感じましたしよく見えました。
最近は感じることの方が多いです。
年を取って五感が衰えてきているせいかもしれませんが見えるより感じる方が多いですね。
家で寝ているとスーーーっと私の上を通っていく霊がよくあります。
だいたい二週に一位でしょうか。
その時にはその霊が迷っているんだな、とか或は何か心残りつまり情念がおきているのかな、だから私のところに何かを伝えにきたんだな、とか感じたり思ったりします。
或は街中でも強い情や念を感じることがよくあります。道端やある場所にかなり強い思いを重たく感じることがありますね。
人は肉体だけで生きているわけではありません。
それぞれに心や思いや意志があって生きています。
ですからその心は頼りを求めてさ迷うことはよくあるでしょう。
私達が知らない土地で人に道を聞くのと同じようなものかとも思います。
ですから私はそのように霊を見たり感じ場合には、
心を込めてお念仏おとなえさせて頂きどうか仏様その霊を正しくお導きください、とお願いします。
そしてその霊が仏様のもとに生まれ変わり、心から安らかに安心して頂く様にとお願いします。
ただひたすらにお念仏させて頂きます。
南無阿弥陀仏
そうすると必ずその霊はスーーーっと導かれていかれます。私の心の迷いが邪魔してなかなかそういかれないこともありますが必ず仏様がお導きなさってくださいます。
ですから私の結論は「幽霊っているんです」です。
全ての霊がその迷いから離れて正しく仏様のお浄土にお導きを受けて往生なさり、心から安心して安らかになられます様にと切に願います。
そして真心こめてご供養しお念仏おとなえさせて頂きます。
あなたもどうか心を込めてそのような迷っている霊をご供養なさってくださいね。
南無阿弥陀仏 合掌
おはようございます
中2の娘が昨日ぽつりと、「ウチがお寺だと知ると、必ず『幽霊っているの?幽霊みえるの?』って聞かれる。もうイヤになっちゃう。仏教と幽霊は関係ないのにね」と言ってました。
なるほど。娘のいう通りで、仏教と幽霊って全く関係ないんですよね。
私は、仏教はいかに生きるかを示すものですので、幽霊について、いるとかいないとか考える事に意味はないと考えます。
でも「幽霊でもいいから会いたい」って事もありますよね。
「意成身」
清香様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
霊魂のこと、死後のことに関する議論は、現実の迷い苦しみを解決するためには、あまり役立たないものであるとして、「無記」として退けるのが基本的な仏教の立場となります。
ただ、それはあくまでも基本であって、現実の迷い苦しみの解決につながる議論であれば、排斥されるものではないと考えることもできます。
特に、仏教においては、来世の問題や輪廻の問題、業・カルマの問題に言及する以上は、その流れにおいて相続していくものが何かに関する議論は当然に避けられないものとなります。
実際、その議論においては、霊魂に近いありようについて扱うことがあります。
「意成身」や「意生身」と言われる意識、心だけからなる存在となります。
このことにつきましては、下記の問いにて少し扱わせて頂いておりますので、ご参照して頂けましたらと存じます。
問い「守護霊、霊言について」
https://hasunoha.jp/questions/16140
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
みなさん、ありがとうございました