私の心を暗くさせる もう一人の私の心について
回答 2
有り難し 23初めて質問します。
よろしくお願いします。
私の中に２面性の私の心があります。
１つは
やることをちゃんとやっているんだから、今日一日素晴らしいんだからいいじゃないかと励ます心
もう１つは
お前本当にそれでいいのか？全然結果が出ていないじゃないか？本当にそれでいいのか？とけなす心
私は、私の心を暗くさせる後者の心を手放したいのですが、この心は私の中の得体の知れないところから吹き出てくるんです。
でもどう考えても、両親に恵まれ、妻子に恵まれ、年上に恵まれ、友人に恵まれ、そして健康で日々学べる自分の心身に恵まれいると感じる私。
振り返ると、私が学びやすいときに、一つ一つ課題を出してくれて、そしてその中で学んでいく それも何かよくわからないのですが、そういう私には分からない力がによって学ばせてもらっている有り難く恵まれた人生だなと。至らないことがたくさんある人生ですが、本当に後悔のない有り難い人生だと思います。
だからこそ、この「私の心を暗くさせる心」な何なのか？何故そんな心を持っているのか？
もしかすると過去あった両親の喧嘩（今は仲がいいですが）や同級生や大人からのいじめの後遺症なのかと思うこともあります。私としては、私もいじめた相手も、両親もすべてが未熟で力不足な人間同士が、それらの経験を通じて学ばせてもらったんだなと後になって少し分かる気がしました。
何か変な話になってしまいましたが、私はこの私を暗くさせる心の正体を知るヒントが欲しいです。
もしよろしければお知恵をいただけないでしょうか
よろしくお願いします
自己蔑視 自己中心的 繊細
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それで良いのだ
いやぁ、そんなモンでしょう。私20代まではそうでした。学生のころは２限目からみっちり夕方まで講義を入れ、バイトまで時間があれば図書館で勉強。夜番でバイト入り、終電まで残業。毎日そんな生活をして卒業要件単位数120のところ156単位取って卒業し、バイトも20名程度の部署のリーダーまでやりました。でも、それでも「お前本当にそれでいいのか？」とけなす謎の心に追いかけられていました。当時の私はそれを「背中から追いかけてくるような謎の焦燥感」と表現していました。
それがあったから人並み以上に努力できた（努力させられていた）のですけどね。
大学のゼミの先生は「それは若い時に多くの人が当たり前に経験するストレスなんですね。昔の私はそのストレスを徴兵にぶつけ（先生は外国出身）、自分を心身ともにいじめ抜くことで何とか自分を保ったものです。」とおっしゃっていました。
そんなモンだと思いますよ。思えば、歴史上の英雄には言動のブッ飛んだ人が多いですが、年をとってもその焦燥感を抱え込んでいたのかなと想像すると、ちょっと分かる気もします。男はどこかしら孤独なもの…それで良いんじゃないでしょうかね。
過去の自分とは結び付けない方が良いです。話がややこしくなり、「自分はこういう人間なんだから仕方ないんだ」と自己暗示になってしまいますから。深く考えず、あ〜また暗い自分が湧いて来たなぁ〜。くらいに生温かく眺めて追いかけないようにしましょう。まるで酔っ払いを眺めている時のように。
アクセルもブレーキも両方必要
二つの心は、アクセルとブレーキみたいなもんでしょう。
誰にでもそういう相反する思考はあります。
アクセルは「あのブレーキという奴のせいでスピードが出せない」と思い、
ブレーキは「あのアクセルという奴は危なっかしくて仕方ない」と思うでしょう。
しかし車全体を見たときには、アクセルもブレーキも必要なのです。
アクセルばかりなら車はすぐ事故です。
ブレーキだけなら車は動けないから車ですらありません。
質問者からのお礼
願誉浄史さん 大慈さん
回答頂き大変嬉しいです。本当にありがとうございます。
お二人の回答を聞き、シンプルに「そういうものが人生には備わっているんだなぁ」と新しい見方が出来ました。
過去を振り返っても、このけなす心とどうしても結びつかなかったので、「どこから来るのかなぁ トラウマなのかなぁ」と首をかしげていましたが、人間が本来持っている性質なのかなと少し気が付き、とてもうれしい気持ちになりました。
本当にありがとうございます。
焦燥感・・・確かに・・・ アクセルとブレーキ・・・そうかも・・・ 私は大学で本を読み、自分の生きている今は、過去の人達の叫びの積み重ねだと感じ、自分のなかにある叫びを信じて、卒業後独立し、低空飛行しながら（いやもしかしたらお腹を地面に擦りながら）、流れに流れ、それでもなんとか生きながらえさせて頂いている日々です。 私にはまだ役割が残されているからここで生きているんだなと感じています。
ふと考えると、そのけなす心は、今を駆け抜ける原動力なのかもしれないなと。 私一人の意思だけでは、こんなところまで絶対に来れなかった。そんな強い人間じゃないと感じていますが、自分以外の何かが「いけいけ」とガンガン背中を叩いているんじゃないかな。 そうか。。。これはアクセルなのかもしれないですね。昔知り合いの社長さんから「積んでるエンジンが違うよな」とぼそっと言われたことを思い出しました。周りの人からは「もっと落ち着け 先走るな」と注意されることもあります。はいはいと聞いていますが、本心では「違うんだよ。光が見えてんだ。それを形にして誰かが笑えば楽しんだよ。そのために最善を尽くしたいんだ。」と想いながら日々自分でも笑ってしまうほどの失敗を積み重ねています。
お礼を書きながらまた更にいろんなことに気づけました。本当にありがとうございました！
あと、お二人に「有り難し」押しましたが、なぜか反映できませんでした（笑） この場を借りてお礼とお二人様に「有り難し」をお伝えさせていただきます 今後共よろしくお願いします。 ご縁に感謝 わっきー
