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一線

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有り難し有り難し 12

越えたらいけない壁と越えなきゃいけない壁。

一定のルールを守りつつ、八方美人で甘えたがりで弱い自分を越えていくこと。勇気を持って行動にうつすこと。

それが課題。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

延長

こんにちは。

 私は地元の消防団に入っていますが、2年に一度、「操法」の大会があります。
 操法とは、ポンプ車だと5人、可搬ポンプだと4人の「選手」を出し、この5人または4人が決められた動作を正確に素早く約50m離れた「火」と書かれた板を水圧で倒す「競技」です。
 市の大会があり、勝ち上がったチームが県大会に出て、全国大会があります。まさに消防団の甲子園です。詳しくはyoutubeなどをご覧になってみてください。
 この「大会」のために、私たちは半年ほど週2回、夜に2時間ほどの練習をします。
 私は5年ほど前にこの「大会」に出場したことがあり、今は選手を指導する立場にいるので、面倒でも練習のたびに必ず行かなくてはなりません。
 今年は市の大会が7月9日にあり、終わったばかりです。入賞しなかったので、私たちの夏は終わりました。

 この「操法」の最初に、「指揮者」役の人が大きな声で「火点は前方の標的、水利はポンプ右側後方防火水槽 手びろめによる二重巻きホース 一線 延長 」と「想定付与」を行います。訓練のたびに聞くので覚えてしまいます(笑)ですから、質問の題「一線」を見て、私は心で「延長」と続けてしまいました。(ちなみに「一線延長」とは、一本のホースラインをつなげて延長させるという事です。時間や回数を延ばすという事ではありません)

 私は5年前、「選手」の話をいただいたのですが、その頃の私は消防団活動に積極的でなく、もう辞めようと思っていた頃でしたが、人手不足でどうしてもと言われ、思いきって受けさせていただくことにしました。
 そのような状況で始めた訓練ですが、この訓練を通し、仲間が増えていきました。仲間が増えると活動が楽しくなり、となってきて、今は消防の活動が生活の一部になっています。
 ですから、勇気を持って、思い切って行動に移すのって、とても大変な事ですけど、得られるものもとても大きいと思いますよ。まずは何からやりましょう?

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

消防団の甲子園教えてくれてありがとうございます。私も普門館を目指した熱い夏を思い出しました。勇気を持ってまず挨拶から始めます。

お返事ありがとうございます。

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