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ずるい心を改めるには

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同じ職場の人が仕事でミスをしましたが、私はそういう行動をとったらミスを起こすことを見て気づいていたのにもかかわらず教えてあげれませんでした。

実は私も同じミスを何度かしており、自分の仲間を増やしたいというずるく卑怯な気持ちが働いてしまいました。

しかし、ミスをしてしまって謝罪するその人やそれに対して説教をする上司の姿を見て、自分の行動にすごく後悔しています。

この事で今までの人生を振り返り、私は自分の親や友達、恋人、旦那、子供に対しても、自分のことしか考えて行動してこなかったと感じました。

今、本当にこんなずるい心しかない自分が嫌になりました。すごく苦しいです。

これから何を考えてどうやって生きていけばいいのでしょうか。

心を改めて、人を素直な気持ちで愛したいと思いますが、自分のやってきたことの罪の重さにどうすればよいかわかりません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

陰徳を積んでいく

きっくさん

自分のずるい心に気づいて自己嫌悪になっているのですね。あなたはとても正直な人です。ずるい心は人間なら誰にでもあるのです。みんなもっているのに見ないふりをしたり、言い訳をしているだけです。人間はだれでも自分のことしか考えられず、ずるくて卑怯です。薄汚い心をだれも心の奥底に秘めています。だから人に親切をするときだって、ほんとうに純粋な親切心かといえばそうでない場合の方が多いのです。

あなたは自分のずるさを正面から認めています。認めたら罪は赦されます。そこから本物の人間になるための歩みが始まります。人が失敗することを知りつつ見ぬふりをしてしまった後味の悪さをしっかり味わってください。これがあなたの良心の痛みです。良心の痛みを知ったものは、悪い行為から離れる生き方をしなくてはなりません。ずるいことや卑怯なことをして、傷つくのは自分自身だと知るからです。

これからどうやって生きていったらいいかですね。今とは逆に、もしあなたが何か善いことを人知れず陰ながら行うことができたら、どんな気持ちになるでしょうか?善いことしたら、今度はちょっと自慢したくなるかもしれませんね。でも誰にも言わず、善い行為を人知れず行っていくということにチャレンジしてみてはどうでしょうか。小さなことでいいのです。1日10円を募金箱に入れることだっていいし、ごみを拾うことだっていいし、それを誰にも言わず積み重ねていったどうでしょう。少し自分の心がやわらぐ気がしませんか?

ずるい心はそんなに簡単になくなるものではありません。私自身もそんな自分のずるい心や汚れた心と日々闘っています。だから自分にがっかりせず、自己嫌悪にならずに「陰徳」を積んでいきましょう。これは長い長い修行です。諦めずに、いつか心のきれいな人になれるように精進していきましょう。仙如

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有り難し
おきもち

お釈迦様の教えと瞑想法は苦悩の多いこの世を生きるための「船」のようなものです。 人生には穏やかな波の日もあれば嵐のような日もあります。 どんなときでもお釈迦様の言葉を探すと必要な答えを見つけだすことができます たとえ嵐の日であっても波に飲まれないように「お釈迦様の船」に乗って心静かに瞑想しながら船旅を続けるのが仏教徒の生き方です わたくし≪仙如≫も 抵抗して、もがいてもがいて溺れかけて そんなことがようやくわかってきたところです(まだ溺れそうになることもありますけど!) 苦しいときはもがくのをやめて力を抜いてみてください・・・からだは水に浮かんできます。 そして瞑想してこころを静めましょう。そうすれば自分のこころの中に答えがみつかります。お釈迦様は最期に「自分自身をよりどころにしなさい」とおしゃいました。 諦めないで絶望しないで自分を信じて生きていきましょう。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
自分がミスした時よりも更に自己嫌悪に陥ることに気付かされました。
まだまだ気持ちがはれるのは先になりそうですが、これを教訓に陰徳を増やしながら頑張っていこうと思います。

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