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仕事でミスしていないか不安回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 2

いつもありがとうございます。
私の仕事は正しさを求められる仕事です。
判断に迷う例があり、直属上司にも確認して、私の判断通りにいくことになりました。
直属上司に確認した際も、やや私の意見をゴリ押しする形で言ってしまったため、本当に合っていたのか不安です。
処理は進んでしまってるし、上司にも確認しているので、それでも間違いだったのなら、仕方ないのではないかと思うしかないのですが、最近、ミスが多いため、不安になってしまい、仕事を終えても頭から離れず、家事や育児に集中できません。
気持ちをどのように持っていけばよいのでしょうか

2025年7月3日 8:57

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

周りの方々とチェックし合いましょう

拝読させて頂きました。
あなたが仕事でミスしてしまっているのではないかと思うと不安で仕方がないのですね。詳細なあなたや仕事のことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
人間は完璧ではありませんから仕事でも何でもミスや間違いがあるものです。慎重に進めていても多少ミスがあるのは仕方のないことです。
ですから仕事をした場合に第三者にチェックしてもらうと先ずミスは少なくなります。ですから周りの方々とお互いにチェックし合いましょう。そして確認してから提出するようにしましょう。それでも多少の間違いはあるものです。それは仕方のないことです。ですからすみません、と謝り修正しましょう。
経験を積んでいくと自分がミスするポイントもわかってきますからミスも自ずと少なくなっていくと思います。何でも経験ですからね、一つ一つ落ち着いて向き合ってこなしていきましょう。
あなたを心より応援していますね。

2025年7月3日 16:02
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

ご相談くださり、本当にありがとうございます。

責任感の強いあなたが、仕事の判断に迷いながらも最善を尽くそうとしている姿勢が、文章から痛いほど伝わってきました。そして「間違っていたらどうしよう」という不安が、家に帰っても消えずに心を苦しめているのですね。

まず、不安を感じるのはあなたが自分の仕事に誠実だからこそです。「合っていたのか」「押し通してしまったのでは」と振り返り、心がモヤモヤしているのは、手を抜かずに責任を持って判断したからこそ生まれる感情です。それ自体は、決して弱さでも未熟さでもなく、むしろ信頼される人に必要な心のあり方だと思います。

「自分の判断だけで進めたのでは」と感じれば感じるほど不安は強くなります。けれど今回は、直属上司にも確認を取り、同意を得て処理が進んでいます。もし結果として修正が必要になったとしても、上司と相談して決めた経緯がある以上、それは「一緒に決めた判断」であり、あなた一人の責任ではありません。

不安が強くなるときは、下記を参考にしてみてください。

1)「自分にできる最善は尽くした」と確認する。「何も確認せずに独断で決めた」のではなく「上司に確認して進めた」という事実を、頭の中で何度も繰り返し思い出してください。「できることはやった。あとは結果を見守る」と区切りをつけることで、不安のループから抜けやすくなります。

2)「気になる時間」を区切る。「15分だけ不安を整理する時間を作り、過ぎたら今できることをする」と自分にルールを課すと、不安が無限に頭を支配するのを防げます。

3)「育児や家事の時間は自分を休ませる時間」と意識する。不安をゼロにすることは難しくても、「この時間は家族といる時間。切り替えて心を休ませる時間」と決めることで、仕事とプライベートの境界を意識的に作れます。

「正しさを求められる」お仕事は、プレッシャーも大きく、完璧を目指したくなるものです。でも、どんなに気をつけても、人間である以上、時に判断が外れることは避けられません。大切なのは「次に活かす意識を持ち続けること」で、あなたは既にそれができています。

不安になったら「私はできる限りを尽くしている」と、自分に優しく声をかけてあげてください。また心が苦しくなったら、いつでもここに言葉を置いてください。
あなたのがんばりは、ちゃんと届いています。

2025年7月3日 11:09
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有り難し
おきもち

広島の山あいで、今日も「なんまんだぶつ」とつぶやいています。 浄土真宗本願寺派の僧侶、ケンコウと申します。 日々の中には、言葉にならない思いや、誰にも言えないもやもやがあるものです。 そんな時こそ、仏さまの教えが、ふっと心に灯りをともしてくれることがあります。 この「はすのは」では、あなたの声に耳を傾けながら、一緒に“いま”を見つめ直す時間をつくっていきたいと思っています。 堅苦しくなく、あたたかく、時にゆるく。 どうぞ、あなたのお話、聞かせてくださいね。

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