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現実をどう受け止めるか

回答数回答 2
有り難し有り難し 32

心療内科に
通っている時に
心理検査を受けて

37歳の今
軽度の知的に遅れがあると
言われてしまいました

主治医の先生からは
よく、頑張って
来れましたねと
言われて泣いてしまいました

何でもっと早くに
検査を受けていればと
思います

診断結果を聞いてから
これから
どうやって生きていくか
悩んでます

障害者手帳を取得して
障害者枠で働くことは
可能です

診断結果を聞いてから
現実をどう、受け入れるか
悩んでます

事実は変えれません
過去も変えられません

亡くなった2人の
両親を恨む事も出来ません

私はこの先
どう、生きて行けば良いか
悩んでいます

よろしくお願いします
文章が上手く伝わらず
すいません


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

濃淡

あまりの事実の大きさに驚いたことでしょう。

「なんで?だって今までずっと…」と納得できないところと、「だからか…」と納得できてしまうところとが混在しているのではないでしょうか?

障害といっても障害と健常の白黒二つがあるわけではありません。その間には色んな濃さのグレーがあるのです。ですから健常者がみんな真っ白で、障害のある方がみな真っ黒なわけではありません。健常者も障害のある方も様々な面において色々な濃度のグレーなのです。

それを「この濃さからは障害ということにしましょう」と決めたにすぎない人間のモノサシです。
それにのっかるか、のっからないかはうさぎさんが決めていいのではないでしょうか?

普通の人、健常の人って何でしょうか?

ちょっとこだわりが強い
ちょっと理解力が低い
ちょっと集中できない
ちょっと怒りっぽい

みんなグレーなんですよ。普通の人なんていないのです。「これが私だ」という覚悟ができれば、多数の人間が決めた社会の基準にのっかるかどうかは小さな問題に思えてくるかもしれません。
うさぎさんはうさぎさんのいのちを生きればよいのですから。それが誰も代わりはきかないうさぎさんのいのちなのです。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

大切なのは

拝読させて頂きました。
そうですか…診察を受け診断をされたのですね。
さぞショックでしょう、何故そのようなことを言われなければならないのかと思うでしょう。
あなたのお気持ちどんなに辛いかと思います。

確かにそのことを受け入れていくことは大事な事かとは思いますが、それは今すぐではなくてもいいのではないでしょうか。今の自分の心の範囲内で良いと私は思います。

大きな負荷を心が受けてしまいますとそれで心の許容範囲はいっぱいになってしまいます。
それ以上何も考えられなくなってしまいますし、何もできなくなってしまいます。
またそこから立ち上がる事さえできなくなってしまい無気力になり、
逆に今までできたこともできなくなってしまいます。

ですからあわてて心塞がれることはないと思います。

心は私達が生きる上で大切です。
そこに余計な負担がかかってしまうと生きていくこと自体にブレーキがかかってしまいます。
ですから負担になることは聞き流してしまってもいいと私は思います。

重要なのはあなたが今そしてこれからも生きていくことです。
あなたの人生はこれからも続いていくのです。その事実は何ら変わるものではありません。
せっかく頂いた生命ですからこれからもどうか有効に活用なさって頂きたいと思います。

あなたにはあなたの恵まれた生命や身体や心があり、そして様々なご縁や周りの方々がいらっしゃるのです。それはあなたの為にお互いが生きていく為にあるのです。

これから必ずあなたが生きていく道が開けて参ります。又あなたをお見守りなさってくださる方もいらっしゃいます。そしてサポートなさってくださる方々もいらっしゃいます。

またあなたがサポートなさる方々も共に分かち合いなさる方も沢山おられます。

あなたがこれからも心から健やかに生きていかれ皆様と共に喜び楽しみ助け合いながら心豊かに生きていかれます様心からお祈り申し上げます。

どうかあわてずに前向きに生きてくださいね。

あなたを心より応援していますね。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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