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徒然なるままに思ったこと。

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有り難し有り難し 19

いろいろな人が、夏休みを満喫している様子が、テレビのニュースから流れます。渋滞情報でさえ、自分たちには向かうべき場所があるというように誇らしげに見えます。

お盆なので、昨年亡くなった父が帰ってきてるかもと思いました。

父と母は仲が良くありませんでした。母と祖母との確執に、父は我関せずだったため母に徹底的に愛想を尽かされたのです。

父は私たち娘ともうまく関係を作れない人でした。かわいがられた記憶も会話をした記憶もあまりありません。そんな父なので母と祖母の間でうまくやるなど到底無理だったのです。

私たちはそんな父を長い間受け入れられませんでした。

母は父をスルーすることで自分を保っていました。
今の時代なら、母は迷わず離婚したと思います。当時私は母の気持ちが痛いほど分かったので、私から離婚したらと言ったこともあります。

しかし母は離婚を思い留まり、祖母を送り父を送りました。

私の今の姿は、受け入れてもらえなかった父の姿とよく似ています。
その姿を思うと少しだけ決心出来そうな気がしてきました。

父を偲んでの独り言です。お読みくださいましてありがとうございました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

手を合わせて

お父様のお陰であなたが生まれた。お母様はそこに感謝の気持ちがあるのでしょうね。お父様と別れず最後まで一緒に過ごしてきた、夫婦にしかわからない思いがあるのでしょう。
生前の事が色々あるのでしょうが、今のあなたならすべてを赦し成仏させてあげられそうですね。手を合わせて今生きていることに感謝をしましょう。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺副住職。 悩みを吐き出す事で、ちょ...
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心安らかに

拝読させて頂きました。人間とは難しいものですね。家族だからこそうまくいかない心のすれ違いもよくあるものです。
毎日共に生活していればやはりお互い思う気持ちよりもどうしても我が出てしまって心にもないことで相手を傷つけてしまうこともあります。
今はもうお父様もお祖母様共に仏様のもとにてお互いを尊重あいながら心から安らかになられておられます。
そして生きる皆さんをずっと共にお見守りなさってくださっておられます。
明日からお盆です。どうかお母様共にお父様やお祖母様そしてご先祖様を真心込めてご供養なさってくださいね!
このひと時を皆さんで穏やかに過ごしてくださいね!

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

邦元さま、kousyo Kuuyo Azumaさま。
いつもご回答いただき、ありがとうございます。

祖母も父も、この世では理解され難い人でした。特に祖母は偏見で凝り固まっており、周囲の人を激しく困惑させたものでした。

お葬式の時は涙が出ました。祖母や父は、生きてきて何か少しでも楽しい事があったのだろうかと。

でも今は二人とも安らかなのですね。
あの性格のままだったなら、祖母は天国(極楽かな)でも揉め事を起こしてそうだから。

安心しました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ