御位牌の取り扱いについて。
三年前に母が亡くなり、色々あった為遅くなりましたが、昨年の11月に
真言宗のお寺に永代供養で納骨しました。私が長男で我が家の家系では
唯一の男子なのですが、縁なくずっと独身のため、お墓はつくりませんでした。
母が生前ずっとお参りしていた仏壇が浄土真宗のものでしたので私の家系が、浄土真宗だと思っていましたら、この御仏壇というのは母方のもので
実は違うということを最近知りました(父方は浄土宗でした)
今年の三月に私の家に仏壇を購入しまして、位牌を三基(父方の先祖、母方の先祖、母)真言宗のお寺で開眼していただきました。母方はお参りする人がいないと思って位牌もおつくりしたのですが、実際はいたようで、母方の御先祖様を私のところでみるのは不自然というような指摘をうけました。
この様な場合、母方の位牌というのは閉眼していただいて、お炊き上げするものなのか、また位牌を永代供養にだすのかどうしたらよろしいでしょうか?
また、浄土真宗ですと位牌もないのでどうしたらいいのか分かりません。
私が無知なため、宗派などもめちゃくちゃになってしまっていますが、教えていただければ幸いです。
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今までどおりで支障ない
父方も母方も、あなたにとってはどちらもご先祖なので、両方の位牌をおまつりしておくのは別にかまわないと思います。
たとえ、母方のご先祖を供養している「本家」が別にあったとしても、そことは別に位牌を持っておいてもかまわないでしょう。
元々、位牌は仏教ではなく儒教からきたものらしいです。仏教では卒塔婆があります。
私は、位牌も、墓標・墓石も、卒塔婆と同じ扱いでよいと思います。
つまり、亡くなった尊敬する人を拝むときの想いを向ける対象物、媒体としての物体です。
お墓や納骨堂は自宅にないので、家で身近に拝める位牌、あるいは、どこにでも手軽に持っていけて拝める卒塔婆、どちらかがあればよいのです。
仮に、お墓もなく、位牌も処分した場合でも、拝みたい(供養したい)ときにご住職に卒塔婆を書いてもらえば拝む対象物ができます。
今回の場合は、せっかくの位牌、そのまま持っていてよいと思います。
質問者からのお礼
願誉浄史様
どうも有難うございます。
私も父方、母方どちらも御先祖様ということで位牌をおつくりしたのですが、色々言われてちょっと
悩んでいたのでとても気持ちが楽になりました。