輪廻転生、未練について
この1ヶ月、こちらでは本当にお世話になっています。
初めての質問から、少しずつですが前を向いて生きて行けるようになりました。
でも時々、現実を受け入れる事が出来ない未熟な自分がいます。
まだ、未練があるのです。
彼の事は、一生忘れる事が出来ないのだと思います。
彼は、もう私が愛した彼ではない…
皆様の回答を繰り返し読見ながら、そう自分に言い聞かせています。
でも、ダメなんです…
私は、未練たらしいのでしょうね。
いつか、以前の彼に戻ってくれるかも…
今までごめんね…といって私を迎えに来てくれるかも…
そんな事ばかり考えてしまいます。
もし、この世で無理だったとしても、次生まれ変わった時には、間違いなく彼と結ばれる。
今は、来世に向けての試練なのかも知れない…って。
なぜここまで彼の事を愛しているのか?
なぜここまで彼に執着しているのか?
もう、私にはわかりません。
私は、来世で幸せになれるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
南無阿弥陀仏の念仏で来世は極楽
浄土宗では、南無阿弥陀仏と念仏して極楽浄土に往生したいと願うなら、必ず極楽浄土に往生できると言われます。
ですから、今すぐにでも「なむあみだぶつ」と口に出してみてください。
来世は必ず幸せになります。
人生のハッピーエンド確定です。
ハッピーエンドが確定したら、あとは途中の物語をどう脚色するかです。
どんなハードな人生でも、南無阿弥陀仏があるかぎりハッピーエンド。
でも、どうせならもう少し気楽に楽しく生きたいですよね。
なお、極楽浄土では、皆同じような姿形の光り輝く菩薩様になります。全員男性、つまりは極楽浄土に性別はありません。
なぜなら、極楽浄土では、男女の結婚で子供が生まれるのではなく、皆、蓮の華から出現するように生まれるから。
だから、極楽浄土で彼と再会したときは、恋愛対象としてではなく、対等な菩薩同士になります。
また、極楽浄土では自分と他人を区別しないそうです。彼と極楽で再開した場合、別々の身体でありながら、まるで相手が自分の身体の一部のように、恨みも何もないのだと予想できます。
一方で、極楽浄土では、あらゆる過去世(前世)の記憶を思い出す神通力が得られます。
過去の記憶をわかった上で、互いに恨みっこなしになれる場所が、極楽です。
書くことで自分を固定しないでね
こんばんは。今までの質問も遡って読ませていただきました。
とても純粋な気持ちで、彼とのお付き合いをされていたのですね。
けれども…それは、終わった話です。その時は真実だった。でもそれは、今の真実ではない。
今回の質問を拝読して、とても素直に心情を綴られていると感じます。けれど、言葉にすること・書くことで自分を固定してしまう事があるというのは、心の何処かにとどめて下さいね。
今回の質問、私から見ると「揺れている・変化の途中である」と読めます。試しに順番を入れ替えて、「来世では…」、けれども「少しずつ前を向いて生きて行けるようになりました」。内容は全くいじっていませんが、この「両面ある」のが真相だと思います。その、どちらも認めてあげる。「自分は前向きになってきたと思うけれど、彼を思い出すこともある」と。「どちらかが本当」という割り切ったところまでは届いていない。その途中にいる。
願誉師のお答えは、「その思いが出てきたら、それは仏様に預けてしまいなさい。お任せしなさい。自分マターから手放しなさい」、そして「その上で、もう少し自分が気楽に生きられる道を探したら?今から出来ることは、そっちでしょう?」と仰っているように、私には読めます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
彼と出逢う前までは、前世や輪廻転生など考えた事がありませんでした。
でも、彼と出逢い「運命」を感じ、共に過ごす中で「彼は彼では無く、私の一部」の様に感じ出しました。
実際に「一緒に居ると、例えようのない安心感がある。」とお互いに言い合う事が多く、前世では2人は1人の人間だったのかも?と思う位、同じ感覚や気持ち、行動、全てにおいて共通していました。
こんな話をしても、誰も信じてはくれませんでしたが、本当に彼とは「一心同体」だったと今でも思います。
だから、彼との別れが私にとって受け入れる事が出来ないのです。
南無阿弥陀…
繰り返し唱え続ける。
今の私には、そうするしかないのでしょうね…
佐藤様
ご回答ありがとうございます。
言葉にすること・書くことで自分を固定してしまう事がある…
なるほど。
そうですね…
仰る通りです。
確かに、ここに書き込みしながら、感情が溢れ出て来ていました。
過去にとらわれて、終わった事なのに現実を受け止める事が出来ない自分がいる。
それが許せない自分がいる。
でも、前に進まなければいけないと思う自分がいる。
いったいどうすれば良いのか、分からない自分がいる。
「もう少し自分が気楽に生きられる道を探したら?今から出来ることは、そっちでしょう?」
今からできる事…
過去に執着する気持ちを、無理に忘れようとせず、この過去があったから、今があるんだって心から思える様に…
そう思える事で、楽になれる気がします。
ここで相談させてもらうたびに、皆様のお気持ちが心にひしひしと伝わって来ます。
本当にありがとうございます。