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父の納骨のとき

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有り難し有り難し 11

父が亡くなり3ヶ月経ちました。お墓がまだたってないので、実家で大切にしています。

一人の時に、お骨に話しかけてたり涙したりしています。

来年5月の一周忌に離れた市営墓地に納骨する予定ですが、居なくなると思うと今から寂しいです。

父は寂しがり屋の性格でした。父が初めて入る仏様で まだ誰も入ってないので
一人であんな所にと かわいそうで仕方ありません。

家の近くにお墓がある農家が羨ましいです。
お骨ペンダントや分骨は、なくしたりする心配があるため諦めます。

元気に生きて行くためにどう考えたらいいですか?
周りに話す人がいません


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私は分骨をお勧めしてます

お父様のお旅立ちお悔やみ申し上げます。お父様の命でありお心は仏さまのお国に旅立たれそのお国の方となられておられます、更には皆さんを見守られておられます。そうは言ってもそのお姿が見えない以上そのお身体であるお骨にお言葉をかけられるのはごく自然かと思います。そしてお姿が見えない故に仏さまのお国の方となられた証としてお位牌を創られたかなと思います。お位牌は仏さまの国に生まれかわられたお父様の写真とも言えるものです。お父様の魂が宿っていると言う意味で大切なお父様の分身でありお骨と同じように大切なものです。ですから本来はお墓と同じ意味でお位牌にお気持ちを伝えていただきたいのです。でもどうしてもお骨に手を合わせたいのならやはり分骨して仏壇にお祭りすることをお勧めします。そしてもう一つはもう少し間(お気持ちの整理がつくまで何年でも)ご自宅でお祭りすることもうちの寺ではお勧めしております。ただお父様へのお気持ちはどこで話しかけられても必ず届いている、伝わっておりますからご安心ください。

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有り難し
おきもち

長くサラリーマンをしていて、16年前先代の跡を継ぎました。住職となって改め...
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あなたを応援してくださいます

拝読させて頂きました。
お父様がお亡くなりなさって大変悲しい思いをなさっておられるのですね。
あなたのそのお気持ちをお察し申し上げます。

そしてお父様が仏様のお導きをお受けなさり仏様の元で心から安らかになられます様仏様に願いお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

お父様は必ず仏様のもとに生まれ心から安心なさって下さいます。そして安心してご成仏なさってくださり、あなたやご家族の皆さんをこれからも見守って下さいます。

お父様とあなたや皆さんとのご縁はこれからもずっと続いて参ります。

憲章上人がおっしゃる通りご自宅にお位牌をまつり、どうかこれからは毎朝お父様に手を合わせてお声をかけてください。
そしていつも見守っていてくださいとお父様にお願いなさって下さいね。
悲しいとき寂しい時もお父様を思い手を合わせて心からお父様に語り掛けてくださいね。
あなたの心に必ずお父様のお声が響いてくるでしょう、そしてあなたをきっと励ましてくださいます。

お父様はこれからずーーーとあなたを応援してくださいます。
どうか安心なさってくださいね。
そして真心こめてお父様をご供養頂きます様お願い申し上げます。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

憲章様
位牌はお墓と同じ。父の魂が宿っている、分身なのですね。。父の戒名が刻まれた位牌、大事にしていきます。
丁寧に回答してくださり本当に有難うございました。

kousyo様
ご回答有難うございます。以前にも頂いております。優しいお言葉にまた、涙がでました。。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ