命の恩人の自殺
昔、自分は鬱病になってしまいました。
何度も自殺も考え、救急車で運ばれた時もありました。
回りも上辺だけの言葉ばかりで誰も信用出来ない状態でした。
しかし、そんな時に自分の事をめんどくさがらずに親身になって話を聞いてくれた、1つ上の女性が居ました。時には厳しい言葉も頂きました。
そして自分は鬱病から抜け出せ、前を向いて歩き出せるようになりました。
しかし、3〜4年経った頃、今度は自分を支えてくれたその女性が離婚、シングルマザーとしての不安、などから鬱病になってしまいました。
恩返しという訳では無いですが、鬱病経験者として今度は自分がその女性を支えようと色々な話を聞いたり、助言をしました。
しかし、その女性は子どもを2人残し、首に縄をかけて自殺してしまいました。
亡くなった女性は生前に、自分の事を好きと言ってくれました。自分も好きでした。
自殺をされた方はあの世でも辛い思いをし続けたり、成仏出来ずに地縛霊になると言うのが世間の通説です。
でも、死んでまでも彼女にはそんな思いをして欲しく無い。
あの世では幸せになって欲しい、悪霊になって欲しくない。
自分の部屋に彼女の写真を飾り、話かけたり微笑んで、毎日冥福を祈っています。
自殺をされた方でも、極楽に行けるようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心からお悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏
その通説はキリスト教などの通説であり、仏教ではそのように考えません。この世からの旅立ち方は様々ですが、その方法によって行き先が変わるのではないのです。彼女が極楽浄土を望んだら、あるいは望んだことが1度でもあれば、あるいは遺族が願えば、阿弥陀仏は迎えに来て、極楽浄土に往生するのです。
残されたあなたにできることは、南無阿弥陀仏と唱えて救いの手を差し伸べる阿弥陀仏に感謝すること。さらに極楽浄土においても彼女を仏様に成るようにお導きくださいと阿弥陀仏に祈ること。そして、あなたの人生をしっかり歩むことではないでしょうか。きっと彼女もそれを望んでいるのではないでしょうか。
なお、仏教では自殺ではなく自死と言いますが、彼女の場合はうつ病による病死だと私は思います。くれぐれもあなたが病を再発しないように気をつけてください。彼女のためにも。
合掌
阿弥陀様、どうか彼女をお導きください。
南無阿弥陀仏
忘れないであげて下さい。
苦しい思いをなさいましたね。
私も、以前投薬治療を受けておりました。
彼女も辛く苦しかったでしょう。
ホトケ様は、旅立ち方云々で、お救いくださったり、お救いくださらない何て事は絶対にありません。
見送った私たちが、彼女が、ホトケ様にお救いいただけるように、
手を合わせ、「どうぞお救いください」と
『南無阿弥陀佛』 と、声に出してお唱えください。
かのじょのこt、忘れないで、時として思い出してあげてください、それが一番の供養ですから。
大丈夫です。
質問者からのお礼
お二人もお返事ありがとうございます。
心の突っかいが少し取れたような気がします。
これからは自分の中に残る思い出と、彼女と前向きに歩いて行きたいと思います。