見守るしかないでしょうか?
中1一人っ子の息子についての相談です。
生活態度もダメダメ、成績もダメダメ。
なだめてもすかしても、諭しても叱りつけても効果無し。ごほうび作戦もペナルティー作戦も効果なく、同じ失敗を繰り返し続ける息子に困り果てています。
成績はともかく、深刻なのは生活態度です。
具体的には
①朝、起きられない
→夜更かしと二度寝が原因。朝食を食べ損ねて学校で体調を崩す、部活の試合に遅刻して顧問にこっぴどく叱られ試合にも出られない、部活の仲間にも迷惑をかける
対策:目覚まし時計の準備、カーテンを開けておくなどのアドバイス(←聞く耳持たず)、最近では水をぶっかけて起こすこともあります。
②時間を意識できない
→宿題などやるべきことが終わらず提出期限が守れない(→成績低下に直結)、寝るのが遅くなり①に影響。遅刻などで最近では同級生に迷惑を掛けるほどになってきた。
対策:タイムテーブルを一緒に作成、時間を意識するよう声かけ
③やりたいこと優先で面倒なことは後回し
→後回しにしたところでやらなきゃいけないものはやらなきゃいけないので、結局しんどい目に遭う(今までに散々そういう目に遭ってきた)
対策:優先順位を意識するよう声かけ
④整理整頓ができず、部屋がぐちゃぐちゃ
→無くし物、探し物が多く、不衛生(いつのかわからない水筒や弁当箱がゴロゴロ)
対策:掃除するように声かけ(私がしては意味がないので私はしません!)水筒、お弁当箱については、夕飯までに出す→間に合わなかったら自分で洗う→それでも間に合わなかったら朝、自分で洗って詰める(中身は私が準備)と言う約束になっていますが、それすらしないのでここ数日は自分でどうにかするよう放置です。準備できず昼食無しで過ごすこともあるようです。
こうやって書くと「あるあるだよね」「子供だから仕方がない」「痛い目に合えばできるようになるよ」と言われがちですが、今までに客観的に見て“痛い目に合っている”にもかかわらず、「何とかしたい、なんとかしよう」と言う努力や工夫が見られないのです。
図太い性格なので本人的には“痛い目に合っていない”のかもしれませんが、社会的に許される範囲を越えつつあります。
私は失敗が悪いことだとは思いません。大事なのは「同じ失敗を繰り返さない」こと。
どうすれば彼に自覚が芽生えるのか・・・見守り待つしかないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お子様は、これからが成長期ですよ…。
唐突ですが、息子様、一度 内科等で検診を受けてみては如何でしょうか。
ADHDや学習障害などの検査を受けてみては…と思うのです。
もちろん、お母様としてはそんな心配はない、検査など必要ないとおっしゃることでしょう。
ですからこそ、お医者様の診断を受けて問題なしのお墨付きをもらうのです…きっと安心出来ることでしょう。
で、その後に息子様の生活態度、学習態度の改善について考えましょうよ。
基本は本人の自覚が大切です。「自分はこうしたい、自分でこうしなくてはいけない」という意識をもってもらうしかありません。
その為には、まずとにかく「誉めまくる」ことが必要ではないでしょうか。
今まで、母として息子さんにダメ出しすることが多かったのではありませんか? その結果、息子様が「自分は駄目な存在だ」と御自身を投げてしまっている部分がありませんか? 親としてそういったことを感じませんか?
とにかく、息子さんに自信を、いえ自分という存在に向き合えるようになるように(自覚)を持ってもらうことが大切です。
そして、それはいきなり全部息子さんに任せるのは酷だと思います。…まだ中1ですよ。正直、子供です…今のご時世、長寿化の為、なにか人間全体が幼児化しているような気がするのです。
手助けしてあげて下さい。そこは親として上手く、タイミングよく…「あ、オレ出来るじゃん」と息子さんが思えるように。
まだ中1、これからグンと身体が成長しますから、心も人間性も成長するのです。
どうか、支えてあげて下さい。「甘やかし」…お母様はお嫌いかも知れませんが、「用量・用法」をきちんと守れば息子様にとても効果を発揮しますよ。
さあ、子育て第2章ですね…仏様も応援していますよ。だって、仏様から見ればお母様も「仏子」、しかも「一人子」なのですから。
お子様、愛してあげて下さいね…可愛がってあげて下さいね。
こんにちは。
先ほど似たようなご相談に回答させていただきました。
私は専門家でもお医者さんでもないですし、ご質問の内容だけでは何とも言えませんが、まずADHDという特性をもつ方が少なくない人数いらっしゃる事を知って下さい。本人はとてもがんばっているのにできない方もいらっしゃるという事です。一度お医者さんに相談してみると良いと思います。内科でいいです。もちろんADHDじゃないかもしれない。でも「じゃない」事を確認する事も大切だと思います。またADHDだとしても、お薬や生活のしかたで改善されるようです。
(「お礼」を読んで追記)
なるほどほめるのが苦手だったり逆効果だったりするのですね。それでしたら「共感」が良いと思います。できた事に「できたね。お母さんもうれしい」と一緒に喜ぶ感じです。いかがでしょう?
質問者からのお礼
鳳林寺 光禪様、弘教寺 小林様、さっそくのご回答ありがとうございます。
実は私も、一度診断を受けた方がいいのではないかと思っているところです。
今日も学校から電話があり、学校生活(というか中学校のルール)に馴染めていないようなので、支援が必要かどうか、まずは学校に相談に行くことになりました。
その後様子を見て、必要であれば医師の診断を受けたいと思います。
小林様のお言葉に「誉めまくる」とありましたが、正直、私の最も苦手とするところです。
今までに”誉める“ことに挑戦してみましたが、結果、子供の根拠のない自信を増幅させるだけになり、今のような状況を招いてしまっています。できるだけ、具体的な行動を過程も含めて誉めるようにしていたのですが、私の褒め方が間違っていたのかもしれません。
小学生の時はさほど感じなかったのですが、最近は会話の上っ面だけを捉えて、揚げ足をとったり、その場を凌ごうとしたりするのが見え見えで(ある意味、成長の一面ではあるのですが)、こちらの本心を何とか伝えようとしても会話もまともに成り立ちません。
私が動揺していてはダメだと思うのですが、さずがに八方塞がりで、参っています。