父が他界、辛く耐えられない
余命間近の父について、先日ご相談させて頂きました者です。
先週、急変し他界しました。
確執が長かった分、病気が分かってからは本当に片時も離れることなく過ごして来ましたが、今は無念さと、悲しみでいっぱいです。
突然涙が止まらず、夜は眠れないなど情緒が不安定です。
父に夢でも良いから逢いたいです。
日々、寂しく辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お辛いですね、でもいらっしゃいますよ
前回に回答させていただいたものです、お父様のお旅立ち心よりご冥福を祈りお念仏を唱えさせていただきます南無阿弥陀仏。前回「旅立たれた後のあなたのお心にお父様が共に生きている」とお話しをさせていただきました。その上でそのことについて書かせて頂きますね。これから書く話は大法輪という雑誌に昔書かれていた石川県のお坊さんのお話しです。「お檀家に中学生にお子さんを病気で亡くされたお母さんがいました、お母さんは毎日お子さんのお位牌と写真の前で泣いていたそうです、とても悲しくてお念仏は唱えられません。それでも毎日お子さんに話しかけ泣くうちにお念仏も唱えられるようになり、少しづつお子さんとの思い出も振り返ることも出来るようになったそうです。でも思い出されるのは将来のことを思い厳しく叱る自分の姿ばかり、こんなに早く死ぬ定めなら何故もっと楽しい思い出をつくらせてあげられなかったのか、後悔とお子さん対してごめんなさいと泣く日々でした。でもその日々が続く中においてある奇跡が起きました。泣きながら唱える念仏の中にお子さんの声が聞こえたのです、「泣かないでお母さん、お母さんともっとつくりたかった思い出はこれから一緒につくりましょう、だから泣かないで」と。お母さんは菩提寺のお坊さんに相談しました。あの声は本当に我が子の声だったのかと。そのお坊さんは言いました「お母さんその声は確かにお子さんのお声ですよ、そして成仏なさってますよ。ご安心ください」と。この実話から言えることはお子さんが返事してくれたことは亡くなられた方に我々の言葉はこれからも確かに届いていくこと。そして思い出をこれからも一緒につくりましょうはお父様があなたの傍に仏さまの国から来てくださってあなたと一緒にこれからも多くの思い出をつくっていかれる。即ち共にこれからも活きていけるということです。あなたがお父様と過ごされその日々は決して途切れたわけでなくお父様を思い続ける限りこれからも続いていくのです。あなたのその想い、その言葉をそばでお父様は受け止めてくださっていますよ阿弥陀如来さまと共に。哀しみは哀しみとして、それでも会いたいとの思いを持ってお父様とご一緒に生きていってください。南無阿弥陀仏
如何なる時でも
拝読させて頂きました。
お父様と大切な時間を過ごされたことと存じます。
あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お父様が必ずや仏様のお導きをお受けなさり、仏様の元に生まれて心から安らかに穏やかになられますようにと切に仏様に願い、お念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
お父様は必ず仏様に導かれ仏様の元で心から安心なさってくださいます。
あなたもどうぞお父様が仏様に導かれて参りますようにと真心込めてお念仏おとなえなさってお願いなさり、ご供養なさってくださいね。
南無阿弥陀仏
あなたのその思いは必ず仏様やお父様に届きます。
そしてこれからもお父様はあなたや皆さんをいつ如何なる時でもお見守りなさっていてくださいます。
どうかお父様に見守り頂いている自分にも自信をもってこれからご生活なさってください。
そして合間にはお父様を真心込めてご供養なさってください。
あなたとお父様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
今あなたにとっては悲しみは尽きないでしょう、そのお気持ちをそのままお父様へのご供養の気持ちとして捧げてくださいね。
これからいつ如何なる時でもお父様はあなたを見守り支え導いてくださるのですからね。
質問者からのお礼
お2人の僧侶様、有難うございます。
時が癒してくれるとは思いますが今は、本当に喪失感が深いです
仰ってくださったように、これからも一緒に思い出作り、共に居てくれる信じ頑張ります。