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未だに母親が亡くなった日の事を思い出してしまいます。

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家にいると最近「お母さん」と叫んでいることが、多くなりました。頭では母親が亡くなった事を認識していると思うのですが、何故か受け入れない自分がいます。極楽浄土に母親がいることを想像しているのですが、ダメです。入浴・洗濯・洗濯物取り込みなど、できなくなってきました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生きながらに仏となる

お母さんはなくなりました。その証拠は目の前にいないということ。目の前にいないということは極楽にいるのでしょう。しかし、あなたがそこで苦しんでいることは、地獄と言えます。目の前の事実、現実に目を向けず空想妄想ばかりに目を向けています。フワフワと地に足がついていません。

お母様が亡くなったことで、あなたは自分自身を知るきっかけをいただけたのです。
あなたが救われること、極楽浄土へ行くこと、仏となること、悟ることが何よりの供養です。生きるとは、自分とはということを考え方や妄想ではなく、目の前の現実から学んで欲しいと願います。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

目の前の現実から今までずっと逃げてきたことは、母親を亡くして気付いてはいました。しかし、気が弱いのと人に助けてもらいたいとの甘えがあります。嫌な事・しなくてはならない事から、まだ逃げてしまいます。親に依存し過ぎて、なかなか立ち直れません。時が解決してくれるのでしょうか?

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