「死にたいって"し"あわせ"に"なり"たい"なんだよ」
ある方が仰いました。その通りだと思います。

ロバさんは本当は死にたくないんです。
生きているのが、今とても辛いだけです。
その心は、幸せを求めているんです。

ロバさんを死にたいと思わせてしまう縁がたくさんおありでしょう。
自己破産の手続きが終われば、借金との縁は弱まります。
仕事をやめれば、心許ない人達との縁は切れます。
こうしてインターネットや実際のお寺に出向けば
話を聞いてくれたり相談に乗ってくれる縁ができます。
家族との縁はそうそう切れません。
これは、家族は心配しあったり助け合うものだからですよ。

自分に価値があると思っていなくても、ロバさんの動き（こうした相談１つとっても）にはエネルギーが宿っていて、人を動かすんです。
そしてロバさんもそれに動かされている、そのエネルギーが縁です。

今、生きていたくない逃げたい縁に負けないで欲しい。
縁はずっと続きません。
そして自分に価値ある縁を生み出すことは、実は難しいことじゃないんですよ。
必ず「あの時死にたいと思う縁に任せなくてよかった」と思う日がきます！

日顕

正念寺

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...

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