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有り難し有り難し 19

せっかく今月から新しいところで復職して再出発できたのに、仕事場の人はみんな優しいのに体が動かなくなりました。ちょっとした叱咤で動かなくなるなんて私はなんでこんなに他の人みたいに普通にできないのでしょうか。生きている意味がわかりません。甘えが強いのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

普通って何?

こんにちは。
再出発に希望を感じていたのに、その思いとは裏腹につまずいてしまったのですね。ショックが大きい事とお察しします。

しかし、「普通」とは何でしょうか。普通とはひとそれぞれです。あなたにはあなたのペースがあります。
それを周りが「普通」で、自分は「劣っている」などと思い込んではいませんか。その思い込みこそがあなたを苦しめる原因かもしれません。
叱られて動けなくなるということは、叱られるということが「何でもない事ではなかった」=「普通だとは思わなかった」ということではないでしょうか。
だから自分の「普通」とそうではない「現実」の差につまずいた。叱咤した側からすればそうするのが「普通」だったわけです。

ではどうするか、それはあなたの「普通」と周りの「普通」をどちらかに合わせたり、間をとったりすることが解決策ではないでしょう。そうすることは現実的に難しいし、誰かが無理をすることになるからです。
なのですべきことは「普通」の概念を取っ払う事。言うならば「普通」はそれぞれだということを認めることでしょう。
自分の普通とは違うことが起こっても、「なぜ?」「どうして?」と理解できないことに苦しむのでなく、「この人はそう考えたんだ」「この人はこうしたいんだ」と相手の普通を相手の普通のまま認める事です。それを自分の普通というフィールドに引き入れて処理しようとすると無理がたたるのではないでしょうか。

人は人。自分は自分。普通は人それぞれです。

でもその人と自分が交わるのが社会。だからこそ、それぞれの普通をぶつけ合うのでなく、認め合いながらやっていかねばなりません。
その認めるということがどういうことか…それは相手を私が理解するのでなく、相手が理解していることを私が理解するのでなく相手が理解するままにそのまま認めるということ

「あなたはそうなんですね」

と。この違いがつかめれば楽になるのかなあと思います。難しいかなあ…徐々にじょじょに、あなたのペースで。

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有り難し
おきもち

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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特別なものなど、本来無いのです。。

なか様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

あまり気負い過ぎずに。余計な無理や頑張りはまだまだ禁物なのではないだろうかと存じます。

とにかく、特別なものなど、本来、この世においては無いのであります。

誰も独りだけで生きていけるような世界ではありません。

全ては、他に依存して、他との縁によって成り立っているもの。

実は、皆、そうなんです。それが「普通」なのです。仏教的に難しく申せば、「縁起」と「空」で皆、同じ成り立ちなのです。

そのような中において、私たちがより良くに過ごしていくためには、お互い様、お陰様での感謝の気持ちが大切となります。

お互い様、お陰様での感謝の気持ちを大切に、一つ一つできることで良いのです。あまり無理し過ぎず、頑張り過ぎずに。

川口英俊 合掌

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質問者からのお礼

ありがとうございました。

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