愛犬の死 愛犬と家族に申し訳ない
2日前に愛犬のそらを11才7カ月で亡くしました。
癌が進行し抗がん剤治療を始めたばかりでした。
2ヶ月前、子供がシコリを見つけた時すぐに病院に連れて行ってあげずに後悔してもしきれない気持ちだったのに、同じ過ちを犯し死を早めてしまいました。
抗がん剤治療で、病院の先生に食欲が無くなったらすぐに病院に連れてくるように言われたにもかかわらず、御飯を食べなかったのにお肉を少し食べたから大丈夫かなと思いすぐに病院に連れて行ってあげませんでした。
翌日私が仕事中に、調子が凄く悪くなったからと病院に家族が連れて行ってくれました。
仕事から帰ると注射をしてもらって帰ってきたそらはとてもつらそうでしたが2~3時間すれば調子が良くなるかもということだったので安心してしまいました。
少しして先生から電話があり、入院して点滴をした方が良いけど先生も夜中は病院に居ないので最悪そらが独りで亡くなる可能性もあるとのお話しでした。
そらを独りで死なせるのはつらかったのもありますがまだ大丈夫だという思いと、毎日どんどん衰弱してつらそうにしているそらの為には、もし今日家で亡くなってもそらの為に良いのではないかという思いで入院はしない判断をしました。
しかしそれから調子が良くなる事はなく3時間半後に天国に旅立ちました。
居なくなってもう取り返しのつかない自分の馬鹿な判断に後悔しかありません。
ずっと一緒に過ごしてきた3人の子供達も、とても悲しんでいるのを見て、先生から電話を頂いた時に子供達にも入院させるか相談するべきだったと後悔しています。
あんなに大好きだったそらの寿命を全て私の判断で短くしてしまいました。
そらにも子供達にも申し訳ない気持ちでどうしたら良いかわかりません。
また居なくなって、今更もう二度と会えないんだと実感が湧いてきて悲しくてたまりません。
いつでも私のことを大好きでいてくれた、最後までお利口さんだったそらに申し訳ないです。
早く私もそらに会いに行きたいです。
これからどういう心持ちで生きていけば良いのでしょうか?
子供達の為にできることはあるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そのコとのご縁
拝読させて頂きました。
そのコが亡くなり大変悲しい思いと後悔の念がつのっておられるのですね。
あなたのその思いを心からお察し申し上げます。
先ずはそのコが仏様に正しく導かれて仏様の元で心から安らかになられますようにと仏様に願い、真心込めてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
そのコは必ずや仏様の元に生まれて心から安らかに穏やかになられ、そしてご成仏なさいます。
そしてこれからもあなたやご家族の皆さんをいつも思いお見守りなさって下さいます。
あなたやご家族の皆さんと共に生きたことをそのコは本当に幸せに感じていたことでしょう。そのコとあなたやご家族の皆さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
いつでもそのコはあなたやご家族の皆さんと共にいらっしゃるるのです。そしてこれからも皆さんを大切に思い続けてくれるのです。
いつの日にかあなたがその生命を全うなさる時が参ります。その時にはあなたは必ずや仏様のお導きを受けて仏様の元でそのコに巡り会うことでしょう。そして再会を喜び分かち合うことでしょう。
それまでの間どうかいつでも見守っていて下さいね、とそのコを思い手を合わせご供養なさって下さい、そしてあなた自身も仏様に正しくお導き頂きますようにと心から仏様にお願いなさってお念仏おとなえなさって下さいね。
南無阿弥陀仏
あなたのその思いは必ずや仏様そしてそのコに届いて参ります。
悲しみは尽きないでしょうけれども、どうかその思いをそのままそのコへ真心込めてご供養のお気持ちになさって下さいね。
これからもそのコはいつでもあなたと共にいて下さるのですから。
質問者からのお礼
優しいお言葉に、そらの穏やかな可愛い顔を思い出し少し気持ちが楽になりました。
今はまだいろいろな場面を思い出しては、何度も何度もそらを助けられたチャンスがあった事に後悔が募るばかりです。
私が一番そらのことを分かっているというおごりがいけなかったのです。
しかし家族は誰も私を責めることもなく、優しくしてくれます。
そらが必ず仏様の元で穏やかになって成仏してくれると思うと本当に嬉しいです。
私もお念仏を唱えたいと思います。
そらがこれからも私達を見守ってくれているなんてそんな有り難い嬉しいことは無いです。
そらの小さな身体を気づかってあげられなかった分これからは家族のことを一番に考えて行こうと思います。
そしてそらとの再会を楽しみに生きて行こうと思います。
そらとのご縁に感謝しないといけないですね。
御回答本当にありがとうございました。
悲しくてつらい日々を過ごしておりましたが毎日回答を読ませて頂いていて、少しずついろいろな考え方ができるようになってきました。
そらが大好きだった散歩に11年間毎日行けて本当に幸せだったと思えるようになりました。
そしてそらも散歩が本当に嬉しそうでしたのでそらも幸せだったにちがいないと思えるようになりました。
昨日は49日でした。
高2の三男とお花を買って慰霊碑にお参りしてきました。
長男はそらの調子が悪くなってからは仕事の合間をぬって1時間かけて何度も会いに帰ってきたり、慰霊祭にも一緒に行ってくれました。
大学生の次男は私が残業で遅くなる時はいつも夜の散歩に行ってご飯もあげてくれました。
そらが子供達が小さい時からずっと一緒にいてくれたので、そらのおかげで優しい子供達に育ってくれたんだと思いました。
そらもうちの家族になれてきっと幸せだったと。
まだまだそらの事を思い出すと涙が出てしまいますが、教えていただいた通り毎日お念仏を唱えて前向きに頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。