今までの道を捨てるか、新しい道を作るか
初めて投稿させていただきました。
現在、会社が数年以内に倒産してもおかしくない状況にあります。
自分も危機感から転職活動を始めていますが、経験不足や自分の不勉強もあり、一年近くかけてもどこにも決まりません。
私は薬品関係で働いていますが、このままだと仕事を失いかねないという危機感からIT系の資格を取得し、ITエンジニアとして未経験ではありますが働いて活路を切り開くという選択肢を取ろうとしています。
はたしてこの道で本当に良いか、全く分かりません。
ITは以前より興味があり、30歳からの一からの勉強になりますが、勉強したいという意欲はあります。
本当にこの道が良いか?ご助言下さい。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
道…この道をいけばどうなるものか…迷わず行けよ行けばわかるさ
ご相談ありがとうございます。
さて、お坊さんにビジネス面の専門的なアドバイスを求められてもご期待には沿えないことはご理解ください。
(中にはそういう道を経てから仏門に入られた方もいるかもしれませんが多くはそうでありません、もちろん私もそうです)
ですから、ときさんが歩むべき道を導くのではなく、歩みたい道を歩めるように…といった感じで一緒に考えられたらと思います。
ときさんは仕事に何を求めるでしょうか。
給与や労働環境が一番で、業務内容や職種は問わないのか
給与や労働環境が悪くても、自分の好きなやりがいを感じられるものがいいのか
その間でいいぐらいのバランスがとれているものなら何でもいいのか
道は多くあるように考えられても実際に歩く道は一つです。そして道はときさんが顔を向けた先に用意されてるわけではなく、振り返ると自らが歩んできた道があるのです。
ですから歩んでみないとわかりません。もちろん先人たちが切り開いてきた道はあることでしょうが、それをときさんが歩むのは初めてです。ときさんには誰も代わることができませんのでときさんだけのオリジナルな道なのです。
ITに興味が湧いたのならそちらに進んでみるのもよいのでしょう。それでも上手くいかずやはり元の道に戻ることや、あるいはまったく別の道に進むことも、しばらく休憩することもあるかもしれません。
大事な事は進んだ後から、やっぱりあっちがよかった、こっちがよかったと後悔しないことです。その道は「たられば」の道であって実際の道ではありません。道はときさんが実際に歩む一本のみです。
ときさんなりの道を選んでみてください。自分で選んでいるようで、道の方から選ばれていたということもあるかもしれません。何があるのかわからないのがご縁です。
どんなご縁でも後悔や言い訳のない、自分で責任を引き受けられる道を。
応援しております。