因果の法則、因縁の法則。
私は来年の年明け頃に旦那と離婚する事になりました。今まで色々とあった3年間でしたが、ふと、した時に最近よく考えるのですが、夫婦間で、旦那によく怒鳴られる、嫁姑問題、など、こういった悩みは前世では、私が男で旦那が女で、前世では逆に私がよく旦那に怒鳴ったりしてたのかな?頑固で奥さんを大切にできなかったのかな?などと凄く考えてしまいます。前世からの行いや、前世からの因縁や因果が原因で、現世にでてきてるのかな?と思ってしまいます。前世で自分がしてきたことを、前世で自分が蒔いた種を現世でかりとる。のかな?と思いました。例えば、一緒にいて居心地の悪い、夫婦喧嘩が多いとゆうのは前世からの良くない因縁なのでしょうか?その悪い因縁を解消して、来世では、幸せに良い縁がある方々ばかりと楽しく幸せに暮らすには、現世でどうすればいいでしょうか?以前、本かテレビか何かで目にしたのですが、夫婦間や、人間関係で凄く嫌な人がいてもその人をずっと嫌いと思ってるとその念が来世にもつながって、また来世でもその人と関わる事になると聞いたことがあるのですが、やはり、旦那や姑と色々とありましたが、憎んだりせずに感謝の気持ちを持つとその良くない因縁は解消されますでしょうか?現世で、明るくポジティブに、人を思いやり前向きな生き方をすると、来世でも明るく、ポジティブな人間になれますでしょうか?前世、現世は繋がりがあるのに何故、前世の事を思い出せないのか?思い出せたら、自分がやり残したことや、現世での自分がやるべきことや、目的が明確で、人生を歩んでいけるのにと思いました。長々となりましたが、今の旦那や姑さんとは、現世で気持ちよく因果を解消し、来世には嫌な念や因縁などを引きずらないようにするにはどうするのが1番いいですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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こんにちは。
思い通りにならないことがあると、前世のせいなどにしたくなるものですよね。
死んだ世界から還ってきた人がいないのでわかりませんが、生まれ変わり的な意味での「前世」は現実的ではありませんし、その影響で現在の人生が左右されることはありません。(現在日本での仏教では生まれ変わり的な因縁については差別の助長につながりますし、本来の仏教の考えからも外れますので否定的と考えて良いでしょう)
hasunoha内のキーワードで「前世」とか「輪廻」などで検索していくと、本当の仏教でいうところの「前世」とか何か「輪廻」とは何かが見えてくると思います。
「因果」「因縁」というのも、「種をまいたから芽が出る」とか「ごはんを食べたからおなかいっぱい」のような現実的な原因と結果の関係の事を言います。
ですので、例えば、旦那さんが怒鳴るのは、「会社で大変な事があって機嫌が悪かった」などの原因があったのだと思います。ご主人に怒鳴らせないようにするにはどうしたらいいんだろうって、相手の気持ちを考え、実践してみる。また、怒鳴られても静かな心でいられるにはどうしたらいいんだろうと考えるのが仏教の正しい使い方です。もちろん本当はご主人自身も怒鳴らないようにその心を探究してほしかったものですが、なかなか他人の心は変えられませんからね。
気持ちよく因果を解消するには、まず、「前世のせい」「霊のせい」などと目に見えない物に原因を求めず、正しい原因をつきとめ、それをコントロールし、常に正しく静かな心でいることだと思います。それがなかなかできないだよねぇ..難しいねぇ(笑)
質問者からのお礼
お忙しい中、ご丁寧にご回答頂きまして本当にどうもありがとうございます。hasunohaで、ご相談させて頂きますと、心が凄く楽になり、イライラしていた気持ちや悲しみなどがおさまり心が落ち着きます。前世のせいや、霊のせいなど目に見えない物に原因を求めずに、正しい原因をつきとめそれをコントロールし、常に正しく静かな心でいることを常に念頭において実践していこうと思います。