ペットの死
先日、長年可愛がっていた愛猫が突然亡くなりました。突然の死をなかなか受け入れられず、仕事中は忘れていても家に帰ると涙が止まりません。体調の異変を感じてから30分ほどで静かに息を引き取りました。
物凄く苦しんでいたので体をさすってあげたりして、落ち着いたら病院に連れて行こうと思っていた矢先に急変して死んでしまいました。
もっと早く連れて行けば~と悔やんでいます。
この子は幸せだったかな~と考えてしまう毎日です。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
命を自分のものにしてはいけないというルール
どんなに可愛いペットであっても自分のものにしてはいけないという猫ちゃんからのメッセージを受け止めてください。
愛する存在の死はそれ自体が説示、学びです。
今、お苦しいということは原因があるのです。
それはその子をわがものとしている強い執着なのです。
生命は死によって誰のものでもなくなります。
生きていたとしても誰のものでもないのです。
仮にペットショップで購入されたにせよ、元々誰のものでもない命がその猫の本来のあり様です。
心の中でもともと私のものではなかった頃を思い出し、自由にさせてあげたことを念じてください。
今後は自分自身を仏法を求める上での導きの師として敬い「うちの子」「うちのネコちゃん」という「わがもの」にする意識を離れてください。
その子があなたを幸せにしてくれた分、あなたも世間様に対して注げる愛情を注いでいってください。供養とは亡き存在に対して報恩の菩薩行をこの世において積み重ねることです。
あなたの可愛がっていたネコちゃんは死してあなたにこの世で幸せになれる行を最後に恩返しとして授けて行ってくれたのです。
それがここに導いてくれたのです。
生物とて、人間を救うことはあります。
人間が救われるには仏道修行をして「我見・我」を忘じて、人間本来の静寂美に立ち返ることです。持てる力をもって自身の心に菩提心という塔・お寺を建てて、悟り・涅槃を求め菩薩の道を歩んでください。
あせらずに、あわてずに、あるがままに
先ずはお悔やみを申し上げ、合掌させていただきます。
愛別離苦(あいべつりく)は世の習いとは頭でわかっていても、なかなか心がついていかないものです。
『ああすればよかった』『こうした方がよかった』等、どうしても後悔が出てきてしまうのは仕方のないことだと思います。
でも、あなたはその時に出来ることを精一杯やったのではないのでしょうか?
時が過ぎてからより良い方法を思い付いたとしても、それは後知恵というもので『その時』に出来たことではありません。
この事に囚(とら)われすぎてしまうと先に進めなくなってしまうと思います。今はまだ難しいと思いますが事実を
事実としてあるがままに受け止めていけたらと思います。
これには時間がかかると思いますし、離れたと思ってもまた囚われてしまうこともあるでしょう。でも、焦る必要あありません。
それも含めて全部が私たちという存在です。傷ついているなら傷ついているまま、あるがままに救ってくださるのが阿弥陀様という
存在なのです。
その子は幸せです、今までもこれからも
拝読させて頂きました。
あなたもその子が突然亡くなり大変辛い思い悲しい思いをなさっておられることでしょう。
あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
その子はあなたとのご縁にきっと感謝しています、そしてあなたと幸せに生き抜いたことでしょう。
その子が仏様に導かれて仏様の元で心から健やかに穏やかになります様にと仏様にお願いし、お念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は必ずや仏様がお導きなさって下さり、仏様の元で安心なさって下さいます。
そして穏やかにご成仏なさって下さいます。
そしてこれからもあなたをいつもいつも見守っていて下さいますからね。
あなたがその生命を全うする時仏様がお導きなさってくださり、あなたは仏様の元でその子に必ずや再会なさいます。そして再会を楽しみ喜び分かち合うことでしょう。
どうかそれまでこれからも見守っていて下さいとその子に手を合わせてお念仏おとなえなさって下さい。そして真心込めてご供養なさって下さいね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたとその子のご縁は永遠です。そしていつもお気持ちは共にあるのです。
質問者からのお礼
御言葉、ありがとうございます。
涙しながらお返事、読ませていただきました。
気持ちが楽になりました。
これから先も側にいてくれてると思います。
いずれまた会うことが出来るよう、御言葉に恥じないよう、私も日々頑張って生きたいと思いました。
ありがとうございました。(合掌)
あせらずに、あわてずに、あるがままに。
有りがたい御言葉に感謝です。
ありがとうございました。
あせらずに、あわてずに、あるがままに。
有りがたい御言葉に感謝です。
ありがとうございました。
厳しい御言葉でしたが、素直に受け入れたいと思います。
ありがとうございました。