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統合失調症で自殺した兄、家は浄土宗です。

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14日に兄は自ら自殺をしました。
最近自分が統合失調症と言う病気を知り、自ら病院に行き薬を飲むようになって前向きになったと思っていたのですが、14日に病院の予約で行く事になっていたのですが、当日の行く間際に行かないと言い両親が病院へ行っている間に自殺しました。
34歳だった兄は統合失調症で人生の半分を引きこもって人との関わりを遮断していました。
話すのは母だけになり、父も私も同居でしたが話さなくなりました。
私は母に暴力、暴言、包丁を家族に向ける兄を見て拒絶し、統合失調症とゆう病気を理解出来ませんでした。
包丁を家族に向けた時は、それは病気がそうさせたと今は理解出来ましたが「こんな兄、早く死ねばいいのに、死んでも誰も悲しまないし泣かない、むしろ嬉しい」と思っていましたが実際起こってみるとそうじゃなく、親戚も私もみんな泣いていました。
精神の病気で家族を殺したりと言うニュースは私達家族には他人事とも思えなかったですが、兄は誰一人迷惑かけず、自ら命を絶ったと思うとこの15年間よく頑張ったなと思います。
6月には「こんな風になったのは先祖のせいだ」と言い過去帳や先祖の写真を破り捨てました。
そのときに「お前ら全員殺したる」と言っていたことを初めて昨日母から聞きました。
両親はお寺さんや警察に相談しました。
自殺をした人間は地獄に行くと聞きますが、兄はこの世をさった去ったらどうなりますか?
苦しんだ分、違う世界で安らかに悩み無く居て欲しいです。
両親は病院焦り過ぎたのかなと後悔しています。
兄は生まれ変われますか?
何故兄は、こんな運命だったのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お悔やみ申し上げます。
合掌
南無阿弥陀仏

私たち無力な人間は阿弥陀様にお任せする他に無いのです。そこから浄土宗が生まれました。仏壇やお位牌に向かい、手を合わせて、南無阿弥陀仏、なむあみだぶ(つ)と声に出して唱え、「阿弥陀様、どうかお兄さんをお導きください」と祈るのです。
阿弥陀様は望む者は誰でも極楽浄土に連れて行き、そこで仏様に成るように導いてくれるのです。死因は関係ありません。ですから、きっとお兄さんも極楽浄土で阿弥陀様の側で仏様に成る為の修行をしていることでしょう。
また、極楽浄土には病がありませんから、きっとそこに居るご先祖様達と出会い、ご先祖様達への恨みも無くなり、共に修行していることでしょう。
ですから、どうか安心してくださいね。
どうしてお兄さんはそのような運命だったのか?それは、仏様に成る為ではないでしょうか?仏様に成るには人間に生まれなければなりません。だから生まれてきた。そして、この世で楽しいことも経験し、苦しいことも経験した、苦しいことは苦行とも言います。そして、一足早く極楽浄土に旅立ち、今はそこで修行を完成させるために頑張っておられるのではないでしょうか。
そして、少し先のことになるでしょうが、いつかは極楽浄土で貴方達ご家族は仏様に成られたお兄さんと再会を果たすことでしょう。
お兄さんが仏様に成って、貴方達ご家族を見守ってくれることを祈っています。
南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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お念仏おとなえさせて頂きます

拝読させて頂きました。
私もお兄様が仏様に速やかに導かれていかれ、仏様の極楽浄土にお生まれなさり、一切の苦しみから解放されて穏やかに安心なさってくださいますようにと心よりお念仏おとなえさせて頂きます。

南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お兄様は地獄に行くことはありません。
お兄様は必ず仏様の極楽浄土にお生まれになり、穏やかに安心なさります。そして円満にご成仏なさいます。
お兄様の苦しみは一切消滅なさるのです。

そしてこれからあなたやご家族の皆さんをいつもいつもお見守りなさってくださいます。

あなたはこれからもお兄様を思いお念仏おとなえなさってくださいね。

あなたやご家族そしてお兄様とのご縁はこれからもずっと続くのですからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

御返信ありがとうございます。 
極楽浄土へは死因は関係無く病も無いと分かり気持ちが楽になりました。
仏様になり病気になる前の優しい兄にいつか再会出来る事を望みます。
ひとつひとつにお答え頂き、本当にありがとうございます。
唱える事続けていきます。

Kousyo Kuuyo Azuma様
御返信ありがとうございます。
私はずっと兄と縁を切りたいと思っていましたし、「あんな奴いらん」と母に言ってしまい今になり後悔しています。
ですが「あなたやご家族そしてお兄様とのご縁はこれからもずっと続くのですからね」と言う御言葉に救われました。
触れる事はもう出来ませんが繋がっていると信じます。

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