回答 1
有り難し 14今年初夏に父が突然亡くなりました。朝「行ってくるよ」と出かけた途中の道で倒れていたところを救急車で搬送され私たちが駆け付けた時は意識不明。亡くなるのを待つしかない状況でした。私は父にとても大事にされたくさんの愛情で過保護なくらい甘やかされて育ちました。私が仕事で成功することが父の楽しみだったのに、一度は事業部のトップになったにもかかわらず能力不足で左遷され、転属した先の男性上司にとことんいじめられ、悩んだ末、退職しました。さぞや父は落胆したのではないかと思います。両親の願いだった結婚もせず、仕事の道を選んだ末路でした。その後両親と暮らし父には親孝行といえることもできたと思っています。ただ、父がいなくなったことが悲しくつらく、残された母のショックも深くこののち母もなくなってしまうことがあると私は一人きり。どうやって生きていけばよいのか悲観的になってこころにずーんと思い鉛を抱え毎日不安なまま仕事に行っています。できれば仕事もやめてずっと母のそばにいたい。けれども働かないと生活できない。どうしてこうなってしまったのか、いずれ両親と別れがあるのはわかっていたのに突然で何が何かわからないまま日が過ぎています。毎日生きている事に感謝して生活しなければならない事はわかっていますが気持ちが沈んで気持ちがおかしくなりそうです。どうかこれから生きていく指針をお教え下さい。
お坊さんからの回答 1件
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拝読させて頂きました。
長年にわたりお勤めなさった会社をそのような形でご退職なさりあなたは大変辛い思いをなさっておられるのですね。
またお父様が突然お亡くなりになられてしまい大変悲しい思いをなさっていらっしゃることでしょうね。
あなたのその辛いお気持ちや悲しみや不安なお気持ちを心よりお察し申し上げます。
今のあなたはそのようなことが心の中に降り積もり大変お疲れさまなさっておられるのではないでしょうか。
先ずはそのお疲れを心身ともに癒して回復なさって下さいね。
心身ともに疲れ果てて精根尽き果てしまっていては何も考えられず、行動することもできません。
先ずは一呼吸なさり心を落ち着けて、ゆっくりと休んで下さいね。
その上でどうかお父様を思い心を込めてご供養なさって下さいね。
私もお父様が必ず仏様に導かれて仏様の元にて穏やかに安らかになられますようにと仏様にお願いし、お念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お父様は正しく仏様に導かれ仏様の元にて安心なさって下さいます。そしてこれからもお母様やあなたをずっとずっと優しくお見守りなさって下さいます。
お父様とのご縁はこれからもずっと続いていくのですから。
これからもあなたやお母様を見守り導いて下さいますからね。
会社や仕事の事は残念な部分ではありますけれどもそれだけがあなたの人生では決してありません。
落ち着かれたらもう一度ゆっくりとあなたの人生を見つめ直してみる事です。今までの時間や経験も決して無駄ではありません。あなたが成長して生きる為の一部分です。
あなたはその経験を活かしこれから又新たな人生の局面に向かうのです。
私も6年前に上場企業の管理職でしたけれど退職を余儀なくされて今お寺に勤めております。
結果的にそれは無駄ではありませんでした。人生どんなことが役に立つのかわからないものです。
あなたも不安なお気持ちもあるかとは思いますが先ずはゆっくりと休んでこれからのことにしっかりと腰を据えて見つめ直して頂き、あわてずにじっくりと取り組んで下さいね。
今迄の事を考えて割り切るならばあなたは強いです。そしてあなたはこれからもお父様に見守って頂いておられます。
あなたがいつの日か生命を全うなさる時には必ずお父様に再会なさります。どうぞその時にはしっかりとお父様にお話なさって下さいね。
早速にアドバイスを頂き、真にありがとうございます。私の気持ちをわかってくださって本当に感謝申し上げます。おっしゃる通り気持ちが沈んでいるのも疲れているのだと思います。一つ一つの言葉がスーッと心に入ってきます。まだまだ未熟な考えしか持てない今の私ですが、アドバイスを励みに頑張って参ります。ありがとうございまいｓた。
