納骨するまでのお骨の世話はどうしたらいいですか?
まだ先の話で、母親がもしもの時のことなどあまり想像したくないのですが…
私は千葉に住んでいます。実家は奈良県で姉が近くにいるのですが、納骨するまでお骨は見れないといいます。
私もずっと納骨するまで実家に居続けることが出来ません。
こういった場合どうしたらいいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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地域の慣習にも依りますが、
今日では、火葬して焼骨にして墓地に埋葬するのが一般的ですが、昭和30年代40年代ごろまで都市部を除いた地域では土葬が一般的でした。その場合、葬儀の後に御遺体を納めた棺もしくは龕を墓地に運び、あらかじめ掘っておいた穴に埋めます。つまり、土葬中心の時代には、葬儀当日に埋葬するのが当たり前でした。
私は岩手の寺に生まれ、現在宮城県の寺の住職をしております。私が経験した範囲で言いますと、葬儀の当日に納骨を行うのが一般的でした。現在では、すべて火葬してから遺骨を納めますが、葬儀の当日か前日もしくは前々日に火葬を行い、遺骨を骨壺もしくは箱におさめてから葬儀を行う場合が主です。
東京のお寺さんに住み込みで働いていたことがありますが、東京ではかなり以前から四十九日に納骨するのが一般的になっているようです。これは、寺院墓地や都心の墓地が限られており、郊外の霊園にお墓を建てるケースが増えてきたことにも関連すると思います。東京周辺では葬儀を行ってから火葬を行う、という流れが一般的です。その場合、墓地が自宅や菩提寺や葬儀会場から遠い場所にあると、葬儀当日の埋葬は時間的に不可能となりがちです。
冠婚葬祭マナーやお葬式ガイドなどのサイトを見れば、「四十九日に納骨するのが、一般的です」とさも当然のように書いていますが、必ずしも当然とは言えないのです。
自宅に遺骨を置いておくのが難しいのなら、葬儀の当日墓地に埋葬すれば良いと思います。当日、埋葬可能なように葬儀のスケジュールを考えていけば良いことです。
四十九日に納骨したいけど、自宅に置くのが難しいといいうのなら、御葬儀を勤められたお寺さんに預かっていただくよう、相談してみましょう。
追記
お姉さまが御病気で有り、お姉さまが御遺骨を自宅に置いて供養するのが難しいのでしたら、明日香さんが預かっても構わないと思います。名目上はお姉さまが喪主なのでしょうが、実質的には今後明日香さんが御両親の供養を勤めていくようになるでしょう。明日香さんの御家族が同意して下さるのなら、明日香さんの御自宅で預かるのは構わないと思います。
質問者からのお礼
早々のご回答ありがとうございます。49日が済んでから納骨するものだと思っておりました。
お寺さんで預かって頂くこともよくある事なのでしょうか?
それなら相談したいと思います。
あまり例のない事なら、千葉にお骨を持って帰ることも考えないといけないと思っております。まだ主人には聞いておりませんが。嫁ぎ先に親のお骨を持って帰るというのはいかがなものでしょうか?納骨は関西なのでまた、お骨を移動しなければいけませんが。
ありがとうございました。
以前の私の投稿を読んでいただいたようで姉の状態を理解していただいうえでの、ご回答ありがとうございます。こちらでの私の家族に相談した上で、お寺さんに預けるか、我が家で見るかを考えたいと思います。