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私に今何ができますか、これからどうしたら

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有り難し有り難し 5

長文になります。
一年ほど前に知り合い、お付き合いをしていた男性がいましたが、彼の夢を応援するところから、金銭関係が生じたり、気持ちのすれ違いがあって夏に別れを告げました。

その後、秋になって、お金の件で私が彼に問い合わせて、図らずも彼の会社を巻きこんだトラブルに発展し、口論に。しかし、その口論の中で、色々な誤解があり、お互いにまだ相手が好きだったことがわかり、彼からやり直してくれないかと言ってくれました。

しかし、その後すぐに会社を巻きこんでしまったことで、彼は会社を辞めることになり、彼の夢がそこで途絶え、しかも賠償金まで背負うことになってしまいました。前向きにもう一つの本業に専念できるからと強がってはいましたが、そうなったときにすぐには恋人に戻れない状況になったと告げられました。複雑な彼の心のうちが見えたので、それでもいい、でも今度こそ二人で乗り越えてこう、と約束しました。私も、彼を精一杯支えてこうと、お互い複雑な気持ちを抱えながらも、前よりもずっとずっと心が通いあっている気がしていました。

それが先日、賠償金のことで彼から相談がありました。私も責任を感じているので、その時できる少しながらも最大限のお金を渡しました。しかしそれではお金が足りず、彼は大切にしてきた自分の宝物を売りました。

私は彼の助けを求める声に、実際は何もできなかったのです。結局、彼は、私といるとどんどん自分の大切なものを失うと思ったようです。私を許そうとしてるのに許せない、出逢わなければ良かった。やっぱり戻れないと思う、と彼は伝えてきました。彼の中にある感情が葛藤しているのがわかります。私も辛くてどうにかなりそうです。

傷つけたのは私ですが、彼の辛い気持ちを癒していきたい。そのためには彼を助けられるくらい、守れるくらい、強くなりたいです。何もできない弱い自分から変わりたいんです。

なのに、今後も彼とちゃんと話し合っていけるのか、彼との関係がどうなるのか、これから私に何ができるのか先が見えなくて怖いのです。

何より、私を許せなくて苦しんでいる彼に、原因である私は何ができるのですか?これ以上彼を苦しめないためにどうするべきなのでしょうか?彼にとってかけがえのないものがあったように、比べられなくても、私にとっては彼が何よりもかけがえのない存在なのです。どうかご教授ください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

応援の仕方が間違っています。

ゆたさん、こんにちは。

 彼のためになりたい気持ち、素晴らしいですね。ゆたさんが心優しい人だとわかります。
でも応援の仕方が間違っています。彼の夢は彼が運営できない時点で夢想なのです。彼の能力が足らないのです。それにお金をつぎ込んでも成功するはずはありません。もし応援したかったのであれば、食事だけを応援するべきだったのです。

 もうゆたさんは、たくさんお金をつぎ込んだのだからと思って、逆に自分の恋を否定したくないために離れなれない存在になっているんだと思います。少し冷静になって彼の生き方を判断してください。そして付き合うか別れるかの判断をしてください。その前にきちんと借用書を作っていますか?作っていないとしたら、あなたの応援の仕方が間違っている証拠にもなりますよ。彼との応援をなーなーにしている証しなのです。
別れるかどうかの判断をする前に、きちんと借用書を作っておきましょう。たぶんお金は返ってこないかも知れませんが、大切なことです。後々、弁護士を通して請求だってできます。

 つらい言い方ですが、もし彼が間違った生き方をしていた場合、あなたが応援しなければすぐに破綻して反省をしたかも知れないのに、あなたが応援したことによって更なる誤まった道を歩んでしまったのかも知れません。あなたが早く応援を切る、あるいは別れることによって、彼は破産になるかも知れませんが、それで彼が目覚めることだってあるのです。

 彼の姿が見えないので的確な判断はできませんが、仕事に失敗した以上、まずは地道な生活をしていない時点でアウトです。その場合は別れることをお勧めします。お金を返らないのは痛い人生経験の授業料だと思ってください。あなたの人生はあなたでやり直しができます。

 いつでも辛かったらご相談ください。応援します。がんばって!合掌
 

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質問者からのお礼

染川様

この度はお世話になります。早速のご返答、アドバイスありがとうございます。

全ては染川様のおっしゃるとおりです。言ってしまえば私の心の弱さが、自分にも、彼の人生にもこんな風に影響を及ぼしたのです。

でも、全てが私の責任だと、私さえいなければと、誰かを責めることがただ怖くて、でも私自身の気持ちや辛さはどこに行けばいいのだろうと、色々な意味で自分ばかりになっていたことに改めて気付かされました。

私も彼も争ったり穏便ではないことをするつもりはありません。そして、当たり前と思われるかもしれませんが、彼のいた会社や連帯責任を追った方からは私の立場をきちんと守ってくれているのです。全部がもともと自分が招いたことだと、彼はわかっています。でも辛くて、辛いことが続いてしまい、思いとは裏腹、なかなか受け入れきれないのだと思います。甘いのかもしれませんが、こんなときに、もともと貴方が間違っていたのよ、こうなったのはしょうがなかったでしょ、と突き放すことは私にはできません。

何故私がこんなに責められるのかと正直思ってはいますが、今それを言ってもやみくもに彼を苦しめるだけです。本当は彼もわかっているのですから…。

はっきりした進捗を今はまだお伝えできませんが、これからは私自身が乗り越えなければいけないこと、彼自身が乗り越えなければいけないこと、二人で乗り越えるべきものを今度は見誤らず、心を強くもって、私自身にも彼にもしっかり向き合っていきたいです。

間違いは間違いだったと、それでも私の気持ちは否定なさらずのご助言で、しっかりなさいと喝を入れていただきました。現実から目をそらさず、自分にも彼にも向き合っていく勇気をいただいた心境です。

本件もまだまだ道半ばですが、お言葉のひとつひとつが痛み入り、誠に有り難く思っております。ありがとうございます。

お世話になります。度々恐れ入ります。

ご返答まだなのですが、運営様にメールで質問自体の削除を依頼しました。

色々と思うところがありすぎて苦しくなってしまったからです。

公開システムは十分承知していたのですが、私個人の胸にお言葉とともにとどめさせていただければ幸いです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ