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辛い死産体験を乗り越えたい。また納骨について。

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有り難し有り難し 8

2017年7月に、初めての妊娠で死産を経験しました。
不妊体質だけではなく、昔から辛いことばかりだった人生を乗り越え、やっと念願の妊娠し、幸せをやっと掴むことができた気がしていました。

しかし…妊娠中期に赤ちゃんに病気がみつかり、死産となってしまいました。元気に産んであげられたかった自分を責めて、お別れした赤ちゃんが恋しくて、今でもまだ、泣いてばかりいます。
なぜ、私の人生ばかり、こんなにも辛いことばかりなのでしょうか?

また、街中や友人の赤ちゃんをみることが、とても辛く、また、いいなぁと妬んでしまいます。どうしたら、赤ちゃんを見る度に辛くならない自分になれますでしょうか?

追伸
気持ちに整理がついたら、納骨しようと主人と話し合って思っていますが、私には到底そんな日が来る気がしません。本当にそう思える日は来るのでしょうか?気持ちに整理がつかなくとも、一周忌までには、やはり納骨すべきでしょうか?

拙い文章で申し訳ございませんが、どうぞご返信宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これから光がさすために

にゃんた 様 相談ありがとうございます。

合掌礼。お辛い体験でしたね。
産声をあげなかったとしても、にゃんたさんに宿った命
その命に感謝しましょう。
「私に命をありがとう」と
そして、赤ちゃんの御遺骨に語り掛けましょう。
(多分、お名前を考えていたと思うので、その名前で)
「○○ちゃん、あなたの分まで、お母さんは命を輝かすよ!!」って
「あなたの命と私の命を輝かすことが、○○ちゃんへの愛情だからね
笑顔と元気を取り戻すことを応援してね!」って
毎日、毎日、語りかけてください。
遠慮はいりません。
「一緒に笑顔に成ろうね」って毎日、毎日、語り掛けてください。
やがて、光がさしてきますよ。
あなたを心に抱きながら、明るく生きることができる。と
きっとできますよ。
納骨は、その時でいいじゃないですか。
他人にはわからないかもしれないけど、
にゃんたさん自身で赤ちゃんとの対話を楽しんでください。
光がさしてからでいいんです。納骨はそれからでも大丈夫です。

そして、誰かの手を借りたい。悲しみを聞いてほしい
というお気持ちが湧きましたら
グリーフケアを専門にしている、カウンセラーやコーチ
グリーフケア専門士を探してみてください
また、同じような境遇の方のグループの活動もあると思いますので
そのような会合に出かけていき、話を聞いてもらうのも
心の支えとなります。
一人で抱え込まずに、ご主人と話して、出かけてみてください。

きっと、光が差します。赤ちゃんへの愛が、優しさに変わり
にゃんたさん自身の支えとなり、笑顔が輝くようになると
信じておりますので、少しづつでいいですから、
愛情ある語りかけから、始めてください。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・
御礼、ありがとうございました。
頑張り過ぎないように、マイペースで
優しさ、愛情を感じてください。語りかけてください。
他人と比べないように、自分のペースでお願いします。
そして、お体ご自愛下さい。
この度のご縁に感謝申し上げます。一礼

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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

本松寺 釋 孝修様
お返事が遅くなり大変申し訳ございません。
心のこもった 数々の 励ましのお言葉をありがとうございました。大変励まされましたし、心がほどけたように楽になりました。また、あたたかな気持ちになりました。赤ちゃんに、毎日話しかけることから始めてみます。そして、光がさしたら、ちゃんとその時、納めてあげたいと思います。私が元気になることが赤ちゃんへの一番の供養だと思えました。赤ちゃんの生まれてきたことが決して無駄にならないよう、前向きに生きていきたいと思います。この御礼の気持ちはこの文字数では到底伝えれきれないのですが…、取り急ぎ感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。私もこれから、ゆっくり、益々、より一層頑張ります。釋様、本当にありがとうございました。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
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