故人との付き合い方について
世界で一番大事な人を一週間前に亡くしました。
最期を看取り、通夜、葬儀に参列し、肉体を失うまで見てきました。
ですが、いまだに実感がわかずにいます。ただ、涙はずっと出ています。
まだ、過去形で故人を語ることが出来ません。
そこで質問です。
(1)故人へのこの思いは、故人を現世にとどめてしまうことになってしまうでしょうか?
(2)故人の写真を持ち歩いたり、生前頂いたものを身に着けてもよいのでしょうか?
(3)生前通り、ついついメールをしてしまいます。(いつもそうしていたので)また、生前頂いた大事なぬいぐるみにも毎日話しかけてしまいます。これも良くないことなのでしょうか。
(4)故人とした会話や行事での音声を毎日聞いてしまいます。これも良くないことでしょうか?
(5)故人の匂いや気配を感じると、そちらを向いて話しかけてしまいます。これも良くないことなのでしょうか?
(6)この哀しい気持ちを引きずってしまうのは、いつまでしても良いのでしょうか?
故人には解放され、自由になってほしいと思っています。
自分も前を向いていきたいと思っているのです。故人は私が哀しんでいるとへこむと生前仰っていましたし、いろんな思いを私に託してくれたので、それらを糧に頑張りたいと思っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが、思うように、想い続けていきましょう。
そうですか。。。大切な人を。。。
悲しいわね。寂しいでしょうねぇ。
あなたの6つの質問ですが、どれも、あなたの思うようになさったらいいのですよ。それで、亡き人がどうこうなるようなことは、ありません。ちゃんと手を合わせて、送ったのですから、もぅ何の心配もいらないのです。ちゃんと、仏さまの国に救われていったのですよ◎
それと、あなたの気持ちは、また別です。
大切な人との別れは、愛別離苦(あいべつりく)と言って、非常に辛い悲しみであり、心が苦しくなることなのです。あなたの今の気持ちは、誰にだって起こる感情ですよ。それを、無理に抑えたり、閉じ込めて忘れよう 悲しむことはいけない、なんて思ってはいけませんよ。
それは、あなたを余計に生き辛くさせてしまいますからね。
ちゃんと、悲しみ、その人の声を、物を、いつまでも大切になさっていただきたいです。話しかけて、思い出しながら、亡き人を偲んでいきましょう。手を合わせていきましょう。それが、供養なんですよ。大事に大事に、これからも、一緒に生きていったらいいのです。いつでも、あなたの心のお側に、いてくださるのだから。あなたが、思うように、想い続けていきましょう。
それでも、辛い時、悲しい時は、一緒に涙しましょう。大切な人の話を聞かせてくださいね。
そんな あなたを、私は大切に想っていますよ。
拝読させて頂きました。
あなたが大切な方を亡くされて心から悲しまれているお気持ちを読ませて頂きました。
心からお察し申し上げます。
その方が仏様に導かれ、仏様の元で心安らかになられます様仏様にお願いしお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その方は必ず仏様の元で心から安心なさって下さいます。そして円満にご成仏なさいます。
悲しみは尽きないでしょう、そしてその死を受け入れられないでしょう。その想いをどうぞその方へのご供養に捧げて下さい。そしてこれからもいつも共にいて見守っていて下さいとお願いなさって下さいね。
その方とのご縁はこれからもずっと続きます。これからもあなたを支え守っていて下さいます。
ご質問の
(1)故人へのこの思いは、故人を現世にとどめてしまうことになってしまうでしょうか?
→仏様がその方を必ず導いて下さいます。どうぞ仏様に手を合わせてお願いしお念仏おとなえなさって下さい。南無阿弥陀仏 その方は必ず仏様の元にお生まれなさいます。
(2)故人の写真を持ち歩いたり、生前頂いたものを身に着けてもよいのでしょうか?
→はい、大丈夫です。どうぞその方の形見として身に付けて下さいね。その方もきっとお喜びなさるでしょう。
(3)生前通り、ついついメールをしてしまいます。(いつもそうしていたので)また、生前頂いた大事なぬいぐるみにも毎日話しかけてしまいます。これも良くないことなのでしょうか。
→メールはPCや携帯があれば届くでしょう、無ければその方への思いをそのぬいぐるみに話しかけてみて下さいね。あなたの思いは必ずその方に届くでしょうからね。
(4)故人とした会話や行事での音声を毎日聞いてしまいます。これも良くないことでしょうか?
→私は良いと思います。その方の肉声としてどうぞあなたが聞きたいと思う時にゆっくりお聞きなさって下さいね。
(5)故人の匂いや気配を感じると、そちらを向いて話しかけてしまいます。これも良くないことなのでしょうか?
→問題ないと思います。どうぞ心の中からその方へ話しかけて下さいね。
(6)この哀しい気持ちを引きずってしまうのは、いつまでしても良いのでしょうか?
→悲しみは尽きることはありません、どうぞその思いをご供養のお気持ちとしてその方に捧げて下さいね。
質問者からのお礼
お二人とも、本当にありがとうございました。
私の行動が故人を縛り付けてしまうのではないかと、本当に不安でした。
ですが、そうではないということがわかって、本当にほっとしました。
大好きなあの方とずっと生きていこうと思います。永遠に忘れることはないと思います。
触れられない、話すことが出来ない、それがとっても辛いです。隣に、側に、いつでもいられるような気がしてしまって、どうしようもないです。
故人はたくさんの人に愛されていたと思うので、たくさんの人に会いに行っていると思います。私にだけ会いに来てくれるとは思っていません。ですが、私は思い続けたいと思います。
そして、前を向いて、いきたいです。がんばります。
また哀しみに暮れてしまうことがあるでしょう。でも、それも自分の気持ちとして否定せずにいこうと思います。
ほんとうにありがとうございました。感謝でいっぱいです。