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信じること

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

なにを思って何を信じていけばいいのでしょうか。
何もわからないのでこわいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

無理に信じなくても良い。仏さまがすでに念じてくださっている。

はじめまして。亀山純史と申します。
「無理に信じなくても良い。仏さまが、あなたの幸せをすでに念じてくださっている。」
これが、私からの回答です。

「この世の中に、真実と呼べるものはない。ただ、念仏(南無阿弥陀仏)だけが真実である。(火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」『歎異抄」より)」とは、親鸞聖人が仰せになったお言葉です。

南無阿弥陀仏は、私たちを幸せにしようとして働いている“はたらき”で、無量寿と不可思議光による“はたらき”です。無量寿とは、終わりのない“はたらき”を意味し、不可思議光とは、言葉や分別を超える“はたらき”を意味しています。そのようなはたらきが、私たちの幸せを願って働いているのです。あなたが嫌でも呼吸をし、生きようとしているのは、そこに南無阿弥陀仏のはたらきが働いているからです。

ですから、あなたが更に何かを無理に信じようとしなくてもいいのです。すでに、仏さまがあなたのために念じてくださっています。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

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