49日までと 49日
同居していた祖母が年末に亡くなりました
優しくて器用で大好きでした
ですが、祖母の遺産の事で父の姉と妹が喧嘩しています。遺書はあり、遺書に従おうと言っているのが父と妹さんで、それに反対しているのがお姉さんです。
父はメンタルに負担がかかるとお酒に逃げてしまうので母とも喧嘩になります(手は出さないですが)
うちは真言宗なんですが49日まではこの世に留まっていると聞きました。49日まで どんな喧嘩があるかと思うと、おばあちゃんが心配して修行どころじゃないんじゃないかと心配です。
私は結婚して県外に嫁いだので そんな心配をしながら実家から今の家へ帰ってきました。
おばあちゃんも心配だし、お母さんも心配です。そしてお酒の事もありついつい蔑ろに扱ってしまうお父さんの事も気がかりです。
そして49日ですが 両親は大変だからいいよと言ってくれていて、おばあちゃんもそう言うと思うんですが やはり参加する方が好ましいでしょうか。
とにかく おばあちゃんがちゃんと仏様になれるよう 応援してあげたい気持ちです。
長くなってしまいましたが、私に出来ることは何があるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
❝子孫に美田を残さず❞と言いますが・・・。
まずはお祖母様が亡くなられたとのこと、お悔やみ申し上げます。
さはさりながら、〈祖母の遺産の事で父の姉と妹が喧嘩しています〉とのこと、辛いですね・・・。
お経の中に《田(財産)あれば憂い、田無ければ憂う》とあります。財産や遺産は「有っても無くても」色々もめ事の原因になります。
せっかく兄弟姉妹協力しながら、お祖母様の介護をしてたはずなのに・・・。亡くなったら皆それぞれ「自分{が}一番世話をし、苦労した」という思い({が}=我)が出てきて、少しでも多く貰いたい、となるのです。
そういった意味でも、昔から❝子孫に美田(大きな財産)を残さず❞と言われてきました。ここはあなたがその争いに巻き込まれない様、冷静にふるまって下さい。
一つ気がかりなのは〈ついつい蔑ろ〉にしてしまうのは、お母様でしょうか、あなたでしょうか?。あなたなら「それはいけません」。遺産争いは、最終的には「裁判」という事になるかもしれませんが・・・。
あくまであなたはご両親を支えて下さい。決して「分け前」を多く取るという事ではありませんよ。極端な事を言えば「お父さん、遺産なんか放棄しなさい。元々無かったものだと思ったら、どうってことないでしょう!・・・(笑)」くらいの事を言ってあげて下さい。
四十九日法要には是非お参りして下さい。素直にお祖母様を偲び、感謝してあげて下さい。
ちなみにお祖母様ですが、間違いなく仏様となっておられますよ。安心して下さい。
最後に一休さんのご遺言;「心配するな 何とかなる」合掌 南旡阿弥陀仏
質問者からのお礼
お返事、ありがとうございます。
遺産は、私もお金が欲しいと言うよりは遺書に従っておばあちゃんの意志を尊重したいと思っていましたが お姉さんの思うように配分することで丸く収まるかもしれませんね。そのように話してみます。
母も、お父さん兄弟がケンカになったらおばあちゃんが可哀想だと言っていたのでまずは母に相談してみます。
蔑ろにする、は 父が酔っている時に限ってなんですが私も母もそうしてしまいます。
暴力はないんですが ストレスがかかるとお酒に逃げてしまう父で わたしや母は勿論おばあちゃんも生前そのことに悩んでいました…
ですが、ちゃんと仏様になれると言うことで安心しました!49日は 帰省しておばあちゃんに会いに行こうと思います。
ありがとうございました。