前厄のご祈祷について
新年明けましておめでとうございます。
今年私は前厄なのですが、前厄の厄払いのご祈祷に行こうと思っているのですが、私の住んでいる地域の神社で厄払いをして下さる神社を調べてみますと、神社によってご祈祷の料金が三千円、五千円、七千円と様々なのですがお値段によって何かお祓いのやり方などが変わるのでしょうか?十代の頃は自分自身もまだ未熟で厄の事など何も気にせずに過ごしていたのですが、この度30歳になりまして、女性の30代は厄年の回数も多く少し心配なのですが、前厄はどの様に過ごすのが良いのか、何か気をつけるべき事などございましたら教えて下さい。元旦に初詣に行った際に厄除けと身代わりのお守りは買いまして常日頃持ち歩いております。前厄、本厄、後厄の事を詳しく理解できておりませんので前厄とは何か詳しく教えて下さいませ。お忙しい所すみませんが、宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教には「この年齢が悪い」という教えはありません
こんにちは
「厄年」思想は、仏教由来ではなく、陰陽道がはじまりのようです。仏教には「この日は悪い」とか「この年齢が悪い」などの考えはありません。
この時期は、加齢により無理が利かなくなり、また年齢により立場がかわる時期(例えば平社員が係長になるような年齢。お子様が成長し手がかからなくなるくらいの年齢。)に当たることで、体調を崩しやすかったり人間関係の変化などによるストレスを感じやすい時期でもあり、なるほど、うまい年齢を「厄年」というなぁ、と思います。あなたも社会的な立ち位置が変化する時期かと思います。
従って、厄年となった人の所に、どこかから悪魔的な何かがやってきて、悪さをする、というものではありません。むやみに恐れる必要はありません。
きちんと体調管理をし、上手に気分転換をして過ごしましょう。
ご祈祷の値段ですか?何か違うかもしれませんが、違わないかもしれません。あなたの厄年に臨むに当たっていくら払えるか、という事で良いと思います。「3000円かぁ、安いなぁ」と思えば5000円。5000円でも安いと感じたら7000円です。無理はいけませんが、あなたにとってちょうど良いと思う金額を納めれば良いと思います。