自分がよく分からないです
初めまして。
読みづらい文章かもしれませんが、見ていただけたら幸いです。
私は昔からプロフィールにも書きました通り、母と姉が大好きです。
そのためか、友達に遊ぼうと誘われても 家族と過ごしたい気持ちが強くて断る事が多かったです。
専門学生になり、アルバイトをして少しでも親の負担を減らしたい…とも思っていましたが、「いっしょに過ごしたり、出掛けたりする時間が無くなるのは寂しい」と言われてしまい、アルバイトを決めるにも至りませんでした。
しかし20歳になり、周りの友人を見ても 自分が家族に依存しすぎていることに気付き、友人との関わりも大切にするように予定を組んでいます。それ以外の時間は家族との時間として大切にしています。
ですが、先日母と口喧嘩になり「じゃあもう(友達と遊びに)行ってくればいいよ」と拗ねたように言われました。ここ最近の母の言動を聞いていても「どうせ自分は1人だから」というような考えが滲み出ています。
今年からは就活が始まりますが、家を離れないような条件で職場を決めるとなると本当に数が限られてきて、自分の希望はもう通らないなと諦めているし、自分の希望が何なのかもよく分からないです。
思えば、自分の希望なんて元からなかったのかも知れません。
今目指している専門職も、親に勧められたから、姉がその職に就いているから、(経済的に)孝行出来る余裕があるから、という理由で流されるようにするすると決めました。
露骨に寂しがる母も面倒に感じてしまうし、そう感じてしまう自分にも本当に嫌気がさします。それに母の寂しい気持ちも痛いほど分かるんです。
私は自分の家族が本当に大好きです。でも愛し方がもう分からないんです。自分がどうしたいのかも分からないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「親離れ・子離れ」の試練です。
近頃は核家族の影響か「親離れ・子離れ」のできない親子関係が増えています。
〈「どうせ自分は1人だから」というような考え〉・・・やっと「子離れ」できるようになったのかな~と、小生は考えます。
お釈迦様は❝自帰依法帰依(じきえほうきえ)❞とご遺言なさいました。自らを拠り所とし、教えを拠り所として、たゆまず努力して生きていきなさい、という事です。
❝生者必滅会者定離(しょうじゃひつめつえしゃじょうり)❞とも言い、生まれたものは必ず死に、会ったものは必ず別れる、という事です。どんなに好きなお母様やお姉様ともいつか必ず別れる事になるのです。
お母様の事は心配かも知れませんが、まず、あなたが自立して一人で生きて行く道を捜しましょう。就職も無理に自宅から通える範囲内に限る必要はありません。自分がやりたい仕事(目指している専門職は周りの影響で何となく決めたようですが、それでも今となってみたら、一つの「ご縁」だったと思いましょう。嫌でなければ・・・)を見つけましょう。
とにかく「親離れ・子離れ」と割り切る必要があります。それが一人前(本当の意味で成人)になるという事です。
辛く・寂しいことですが、誰でも一度は通らなければならない「人生の門(青春の門)」です。合掌