おみくじの言葉が難しくて読み解いてください。
今年、初詣に参拝したときにおみくじをひいたのですが
言葉が難しくて理解できません。
簡単にわかるように教えて頂きたく投稿しました。
「家道生荊棘」いばらのすそにかかる如くさわりできる避ければさわりなし。「児孫防虎威」いせいつよき人をおそれわざわいをまぬがれんとするなり。「香前祈福威」あつくつつしみてつねに信をいたし神仏をあがめ幸を祈らば。「方得免分離」信力にてかないのはなればなれとなることまぬかるべし。
末小吉でおみくじの内容は、ものごとを慎んでわがままや意地をとおそうとしないように注意しなさいというような内容でした。そこは人から教えて頂いたのですが上に書かせて頂いたところをうっかり聞き忘れてしまい教えて頂きたく思っています。
どうか、教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「第19番 末小吉」です
「家道生荊棘」
かどうけいきょくをしょうず
(いばらのすそにかかる如くさわりできる 避ければ さわりなし)
「児孫防虎威」
じそんこいをふせぐ
(いせいつよき人をおそれ わざわいを まぬがれんとするなり)
「香前祈福威」
こうぜんふくいをいのらば
(あつくつつしみて つねに信をいたし 天道をあがめ幸を祈らば)
「方得免分離」
まさにぶんりをまぬがることをえん
(信力にて かないのはなれ ばなれとなることをまぬかるべし)
漢詩については、ネットで調べると以下の通りの訳が出てきました。
「家庭(夫婦)不和で家の中に荊棘(いばら)が生えたようだ。
お蔭で、子や孫たちはその荊棘から発生する災厄(虎威)を防がなくてはならない。
神仏や祖先の霊に懺悔して、一家の幸せの厚きことを祈れば、
一家離散の不幸を免れることができよう。 」
それぞれ付いている日本語は、
いばらのすそにかかる如くさわりできる 避ければ さわりなし
(イバラが裾にひっかかるように困った事がおこるが、避けるようにすれば困ることはない)
いせいつよき人をおそれわざわいをまぬがれんとするなり。
(威勢のよい人(目上の人)を敬いまた必要以上に近づかない事で困った事を免れることができる)
あつくつつしみてつねに信をいたし神仏をあがめ幸を祈らば。
(篤く謹んで常に信仰の心をもって神仏を拝み幸せを祈れば)
信力にてかないのはなればなれとなることまぬかるべし
(その信じる力で家族が離ればなれになることを免れるだろう)
早い話が家難の相が出ているが危うきに近寄らず(不倫の心などおこさず)神仏を拝めば大丈夫って事が書いてあります。
おみくじは単なる占いで、99種類の中から引き当てるものです。この結果をもって必要以上に不安になったりする必要はありません。よくないおみくじを引いたら、寺社の結び処に結んでおくことで、難を逃れるともいわれています。
質問者からのお礼
わかりました。おみくじによくある本文以外に「願望」とか「健康」とか「仕事」だとかそういったことが「家道生棘荊」いばらのもすそ・・「児孫防虎威」いせいつよき・・運勢を分けて書かれているんだと思っていました。4つ分割されているわけではなく一つのメッセージになっていたんですね。なるほどです。教えてくださり、ありがとうございます。内容ですが所々思い当たる節もあり、、年始めの神様のお言葉だと信じて一年机に貼って毎日読み返して心しようと思います。(お財布に入れていると時折しか読み返さないので。。)決して不倫しているわけでもそうしようとしているわけでもありません。(神仏に誓います)ただ色々思うところがあると云うしだいで、、ございます。一年の始まりに心せよということを教えて頂けてよかった。今年一年、前向いて努力して頑張ろうと思います。長い文章を書いて頂くのお時間も頂いたかと思います。お心に感謝いたします。わかりやすく読み解いて頂きありがとうございました。