恋愛相手と結婚相手の選び方
初めてまして。
お坊さん、どうか私の苦悩を聞いてください。
そしてアドバイスを頂ければ幸いです。
恥ずかしながら私は若い頃、散々男遊びをしました。いいなと思うとすぐに付き合い、飽きたらすぐに別れる。なんて事をずっと繰り返していました。
そんな私も34歳になり、結婚への焦燥感に日々悩まされています。最近はいいなと思っても、結局付き合うまではいかず、想い人に好かれる事もほぼ皆無になりました。自分自身、過去の自己の悪事のシッペ返しだと思ってます。 因果応報です。
この年齢になると、好きな人と一緒になる!なんて夢も抱いていません。
自分に自信も無くなり、自分の立ち位置も痛い程感じています。 恋愛と結婚は違う!と周りにも耳が痛い程言われ最近ようやく、そうかなと思い始めてきました。
そして、去年の夏に婚活パーティーで知り合った誠実、真面目、そして何より私の事を大事にしてくれる男性と知り合い、彼から告白をされ去年の冬から付き合いを始めました。彼とは体の関係はまだ持っていません。彼に対して、トキメキもなく性的欲求も今の所芽生えません。
もう私も恋愛を求める歳でもないですし、2年前の大失恋からの教訓で追いかける恋愛はしない!と心に固く誓いました。それなのに、まだ恋愛の高揚感を求めてしまっている自分もいます。
でも、私の目標は結婚で、家族を作ることです。
報われない恋愛を追っている場合ではないのです。 そこで、お坊さんにブレそうな自分へ助言して頂きたいのです。恋愛相手と結婚相手は違いますよね?生理的に受け付けない訳ではないのですが、触れたいとも思わない男性に対し今後気持ちを入れていくにはどうしたらいいのでしょうか?甘えているのも百も承知です。どうか宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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結婚相手は恋愛相手の更に上。
ななしさん、こんにちは。
もちろん結婚相手と恋愛相手は違います。ただし、まったく別ではなく、恋愛相手よりもさらに狭めた関係です。
結婚すると恋愛と違い、共同生活ですから、ワガママが制限される生活が始まります。子供ができればなおさらです。そのようなストレスを最初は恋愛感情がカバーしてくれるのです。恋愛感がないと、他人と肌を合わせなくてはならないくなります。それは人に寄っては苦痛でしかありません。
昔の個人の好みなしの結婚とは違い、今は恋する心を持って結婚する場合が多いので、それがない分離婚リスクが多きくなるわけです。昔は離婚そのものが社会で認められていませんでしたから、我慢して一生を過ごしてきましたが、今は、簡単に離婚できてしまいます。
ななしさんは恋愛心が強いようですね。それは悪いことではありません。後はコントロールです。結婚する人にはどうどうと好きになっていいんですよ。その気持ちが最初の苦労を乗り越えることができるのです。
もちろん恋愛心がなくても、結婚後に愛を育てることもできます。昔はそれが普通でした。結婚は恋愛とは違いますが、別にドライな付き合いではないのです。それでは結婚生活は疲れてしまいます。
たくさんの恋愛経験も、あなたのこれからの夫婦生活の経験にもなるはずです。もちろん、昔の恋愛経験は、夫が聞きたいと求めても話してはいけませんよ。心の奥にしまって墓までもっていく秘密の経験です。
結婚応援します。いつでもご相談を。がんばって!合掌