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就職について

回答数回答 2
有り難し有り難し 21

私は就職活動中の大学生です。警察官になるか民間企業に就職するかで迷っています。

田舎にいる私の親は、私に警察官になって地元に帰って来て欲しいと行っており、私も警察官になり市民と国家のために奉仕することにまんざらでもなく、親孝行もしたいと思っています。

しかし、警察官のイメージとしては、激務であったり、それが故に離職率も非常に高いと聞いています。そのため、なかなか覚悟ができず、都会に出て民間企業に勤めることも考えています。二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉があるように、共倒れになると元も子もないと思い、どちらか一方に力を注ごうと思っています。

どちらの選択が幸せか助言を頂けませんか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

選択は御自身でなさって良いのです…仏様がそうおっしゃいます

 こればかりは分からないです…簡単に申せば、未来は誰にも分からないということです。
 警察官になったら激務かも知れませんが、公務員としてまあ一般的には「仕事に励めば、生活面では一生安心できる」でしょうし、一方で都会の民間企業ならば刺激も多くてやりがいもあるかも知れませんが、ある意味警察官よりも激務となるかも知れませんし、また会社の倒産、あるいはリストラなどに遭遇するかも知れません。
 未来は分かりませんから、今御自身で決めるしかないのです。不安でしょうが、実は皆がそうなのです。思い切って決断するしかなく、その結果は自分で負うしかありません。でもそれが人生です。自分の人生を良い方向に持っていくには、そのときそのときでの自分の判断、それに伴う努力が欠かせません。
 一つ申せるのは、どんなときにも決して「こんなはずではなかった」と思わず、そのような言葉を口にしないことです。「ああ、そうきたか。ふ~ん、なるほど…」と受け止めることです。そしてまたよく考えて、判断しましょう。
 とにかく、人生に選択は付きもので、その選択に「誤った」ということは絶対ありません。なぜか…自身の選択を決して「誤った」と思わなければよいだけの話です。あの時一生懸命に考えて結論出したのだから、あの時の選択はベストだったと思い、そして今は新しい選択が必要とされているんだと思って生きるのです。
 「上手い生き方」なんてありません。「必死に生きる」しか無いのです…そしてそのような人生こそが充実した、満足出来る、また生きていることを実感出来る人生です。
 どうかよく考え、自分でしっかり決断して下さい。
 どんな人生歩もうとも、それはあなた御自身しか歩めない、あなたの人生です。
 そんな人生を仏様が支え続けて下さいます…。

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有り難し
おきもち

覚悟を決められる方です

えるさん、はじめまして。質問を拝読しました。

えるさんは、就職活動中の大学生で、警察官になるか民間企業に就職するかで迷っているのですね。

えるさんの言うとおり、警察官は激務です。24時間体制で市民を守り、緊急事態には何を置いても駆け付けなければいけません。

では、都会の民間企業はどうでしょうか。入社から3年で離職してしまう率を知っていますか?おおよそ30%です。10人入社しても7人しか残りません。離職する会社は必ずしもブラック企業であるとは限りません。誰もが名を知る大手企業でも同じ割合で離職者が出ています。都会の企業に勤め、人間関係に悩み、心を病んでしまい人生に迷ってしまう方も少なくないのです。

警察官になったとしても、都会の民間企業に行ったとしても、どちらも激務です。
ならば、えるさんが覚悟を決めることができる方を選ぶしかないのです。

条件の折り合いではなく、えるさんの心の声を聞いてみてください。

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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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