激しい後悔の念に苦しんでいます。
娘が性犯罪の被害者になってしまいました。
夜遅く、ひと気のない駐輪場で男に襲われ、逃げようともがいた時には追いかけられ首を絞められ、大変恐ろしい思いをした娘。
犯人はその後逮捕・起訴され、執行猶予付きではありますが刑を受けました。
しかし娘の苦しみや憎しみ、心の傷は3年近く過ぎた今でも決して癒えることはなく、日々苦しみ続けています。
あの日から、娘の人生、そして私達家族の人生は大きく変わってしまいました。
たくさんの辛さがある中で、私自身が大変苦しんでいるのは、娘を駅まで迎えに行かなかったことへの激しい後悔です。
同じ年頃の娘さんを持つ友人、知人たちの多くは、夜遅い時には必ず迎えに行くと言います。
私もそうしなければと思いつつも、自転車だし慣れた道なので毎回
迎えに行かなくても大丈夫なのではないか、もう社会人だし子供ではないから大丈夫なのではないか、という考えが頭の片隅にあったことは事実で、その事件の日も、いつもより遅いことが多少気になったものの迎えに行かず、家で待っていたのです。
もしも私が迎えに行っていたら娘を苦しめずに済んだ。
もしも私が友人達のようにもっと危機管理ができていたら、娘が事件に巻き込まれることもなかった。
そう思うと、苦しくてしかたないのです。
後悔などしても何も変わらない、無意味だから考えないようにしようと思うのですが、どうしても考えてしまい、辛くて申し訳なくて苦しいのです。
娘は優しい子なので私達を責めたりはしませんが、心のどこかでそういう思いも持っているように感じます。
どのように考えれば、この苦しみから逃れられるのでしょうか?
何か方法はありますでしょうか?
少しでも楽になれる考え方等があれば、教えていただきたいのです。
自分の罪を軽くしよう等とは考えていません。
ただ、苦しみから少しでも救っていただきたい、助けていただきたいのです。
娘の苦しみも深い傷も、いつか癒えるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからを生きる
拝読させて頂きました。大切な娘さんがそのような被害にあわれて深く心身ともに傷ついてしまわれ、あなたも深く後悔なさり傷ついていらっしゃるのですね。
あなたや娘さんのその辛いお気持ちを心からお察し申し上げます。
そのような危害を加える者が悪いのであってあなたも娘さんも全く悪いわけではありません。娘さんは本当に被害を受けた方ですから当然法的にも医療的にも然るべきケアを受けて、多くの支援を受ける必要があるでしょう。
どうかこれからも様々な面でも支援や補助を受けてくださいね。
娘さんが一日も早く心も体も癒されて回復なさっていかれ、安心して日常の生活を送ることができますようにとそしてあなたやご家族の皆さんも安心して生活なさいますようにと心からお祈りさせて頂きます。
あなたには非は全くありませんけれども、それでもそうお考えなさってしまい自分を責めてしまうのならば、あなたは仏様やあなたのご先祖様に手を合わせて心を込めて、どうか娘さんをこれからもお見守りくださいますようにと娘さんが回復なさり心穏やかに安心して人生を送ることができますようにとお願いなさってくださいね。
仏様やご先祖様は必ずや娘さんをお見守り下さり正しくお導きくださいます、そして娘さんはこれからの人生を正しく生きてくださいます。
あなたも娘さんもこれから心穏やかに生きていくことができるのですからね。
質問者からのお礼
温かいご回答をありがとうございます。
娘を救いたいのに、なかなか救うことができない。その焦りから、孤独感と無力感と自己嫌悪に苛まれています。気持ちをわかっていただけて、温かいお言葉をかけていただいただけでも少し救われました。
仏様やご先祖様に心からお願いをしてみます。どうか穏やかに生きていくことができますようにと。
ありがとうございました。