まあいっか、で失敗する
こんにちは。目を通していただきありがとうございます。
現在わたしは就職活動を控えているのですが、その下準備を通して最近思い悩んでいることがあります。それは私が今までいかにいい加減に生きてきたか、ということです。
私は物事に取り組む時、いつも「どうせ全力で取り組んでもうまくいかないだろ」と思い、中途半端に物事を終わらせてしまう癖があります。最初は頑張ろう!と思って全力で取り組むのですが、周りの人との力の差を言い訳にして「ま、自分はこんなもんだろう、どーせ。うまくいかない」と言って諦めてしまいます。今まではこれで諦めても誰も咎めませんでした。
今までは逃げ道があったけど、きっとこれから逃げ道が無くなる時が来る。「ま、いいか」で終わらせれないときがくる。でも。いいか。今は逃げ道があるもん。そう言って抜け穴ばかり通ってきました。いつか大きな壁に当たるとしても今楽だからいいか。いいや。逃げよう。
そして今の就職活動の前。
やっぱりきた。逃げれない…。どうしよう。
そう心の声が聞こえるのですが、どう立ち向かえばいいのか。もう全然分かりません。闘い方がわかりません。
(友達はすごくしっかりしている。私とあまり変わらないような普通の子でも、「ちゃんとしている」ように見える。
わたしの同世代の子は、みんな「まぁ、いいか」で終わらせないで立派に生きてきたから頑張っているのですか?やはり私がいろんな物事から逃げて来た間にもわたしとおんなじように見えていた普通の子でもこっそり戦って、今を生きてきたからあんなにしっかりしているのですか?「まあいいか」とみんなは諦めたことはないのですか?諦めちゃだめですか?すごく疲れます。私だけお前はまあいいかと思っちゃダメだと言われている気分です。なんでわたしだけ?みんなもそう思ったこと、ないの?)
甘えてるとか、逃げてきたからとか、分かっているつもりで本当は何が理由かちゃんと直視できてないのでしょうか?
助けて、と言っても誰も助けてくれないい今。どうしたら私は立ち向かえるのでしょうか。周りの子や、大人の方はどういう心構えで生きているのですか?
諦め癖がある 情けない 怠け 臆病
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スマートじゃなくていい。
こんばんは。就職活動ご苦労様です。「今まで、まぁいっかで逃げてきた…」そうですか。今となっては「学校での勉強って、逃げない練習でもあったんだけどな」と思うでしょうけれど、まさしく後の祭りですものね。
周りの方と比べて、あるいは以前のご自身との比較で話していらっしゃいますが、ひとつ申しますと、
今まで逃げないで勉強してきた人が、就職活動で逃げることもある
のですよ。私は50歳で、「ここは逃げちゃいけないな」という所は逃げませんけれど、「まいっか」で過ごすことも結構ありますよ(時間があれば、私の過去の問答を見てください)。つまりね、「逃げるも逃げないも自分の判断で、その結果は自分で引き受ける」ということ。これは「トータルで逃げてない」ということかも知れませんけれどね。
だいたい、「逃げる・逃げない」で悩むのは「初めてであったこと」でしょう?その意味で「頑張ったとして、達成できるか否か」は分からないわけです。「最後まで逃げずに頑張った」としても、願った結果が得られない可能性はあるということです。
それを聞くと「やっぱ逃げちゃおう」と思うかも知れませんね。それも貴女の判断ですから、どうこうは言いません。ただ、嫌味でも何でもなく「貴女にとって就職とは、それだけのものでしかない」のだな、という事です。自分の自然な行動から、自分の価値観を知るだけです。
もしも貴女が川で溺れたら、「まいっか」ではなく必死に生き延びようとするでしょう。けれど、就職はそういう本能に根ざしたものではない。勉強もそうですが、就職も「必死にならなきゃ」は仮想のもの、本人次第なのです。
なのでね、自分が就職することに疑問があるなら、周りの人に聞いてみればいい。「就職してないって、そんなに大変なことかな」って。親御さんはどうですか?周りの友達はどうですか?そんなことを聞くのはスマートじゃないと思うでしょう。けれど、貴女はようやく、そのスタート地点に立った所ではありませんか。「失敗する」とタイトルにありますが、貴女はきっと失敗していない。だから今までその戦略を採り続けてきた筈です。
「助けて」は、「誰か就職先を紹介して!」だけではないのです。「何それいまさら?」と言われることを覚悟して、聞いてみたらいかがですか?案外みんな疑問に思っているかも知れませんよ。
質問者からのお礼
佐藤良文様
ご回答ありがとうございました。ご回答を頂いて、周りの人に就活の大切さを聞いてみよう、と思った矢先にどういうタイミングか、「ちゃんと就職しなきゃ」と思うことがありました。
祖父がつい先日亡くなりました。病気を持っていたことは知っていたのですが、会うたびに元気な姿を見せてくれていたので、「本当に病気なの?」と思うほどでした。しかし、つい先日、1週間ほどで急に容態が悪くなり、静かに行ってしまいました。私は就活中で、その事については親戚で一人だけ知りませんでした。母に「おじいちゃんが、あの子が頑張ってる時に迷惑はかけれないから、知らせないで、って」と言われ、あ、、と思いました。
それだけではなく、親の死と、一人になってしまった祖母をどう支えるか、母が悩んでいる姿を兄弟から聞きました。今まで母はシングルで私たちを育ててくれました。兄の「母に甘えてきてばかりだった。今すごくお母さんが大変な時だ。支えるとはまた違うけど、少しでも俺らが負担にならないように、自立しよう」という言葉と、「就職は、自分の生活と、将来の家族を守れる分くらいの金を稼ぐために必要なこと」と言われ、ハッとしました。
今まで「支えられる立場」で甘えてこれたけど、これからは「支える立場」になるんだ。やりたいとか、やりたくないじゃなくて、やらなきゃない、守らなきゃないものがいっぱいできるんだ、そのために就職するんだ、とこの経験から強く思いました。
イマイチ自分のためにはがんばれないけど。人のためなら頑張れると思います。今いる家族や、将来の家族を守るために、人を支えるために、就職を頑張ろうと思います。おじいちゃんが背中を押してくれたような、そんな気がします。