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気持ちの落ち込み

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

わたしはいま強迫性障害の治療を行っています。
不潔恐怖で接触していなくても精神的に汚れたと感じてしまいます。
その症状に関連して気持ちの落ち込みが激しくなり、自傷行為をしてしまうこともあります。
なので普段から気持ちが落ちてしまいそうになると心を無にしようとしてみますがなかなか落ち着けることができません。
なにか方法があれば教えていただきたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

春です…身軽になりましょう。なれる季節です…

 ある大学教授の方が『自己肯定感が低いときは、周りがどんな働きかけを行っても効果が低い』という調査結果を報告されていました。
 あなたにいろいろなアドバイスは出来ると思います。…でも、それがあなたに届くでしょうか…いろいろと申しても、「私には出来ない。無理。もうダメ」というようなお気持ちなってしまうことはありませんか…。
 自己肯定感を高めましょう…それには、「頑張って、勉強して、働いて、能力高めて」…という方法が正論です。でも、出来ませんよね…私も一緒です。出来ないことは出来ない…自信がありません。
 ならば、この自分自身の「大丈夫、元気、何となる部分」だけ残して、あとは捨てましょう。忘れましょう。離れましょう。…いろいろと身に付けるのではなく、自身からそぎ落としていくのです。要らない思い、マイナス思考をどんどん捨て去ることでそれが可能になります。
 自分の駄目なところ、嫌なところはいくらでも探せます…何故か。それは、自分で一生懸命探すからです。「正義の自分(=虚像)」は、「本当の、弱い(と思い込んでいる)私のあら探し」が大好きだからです。
 一方で、私は自分の良い所は認めず、探さず、喜ぼうともしません。謙虚といえばそれまでですが、「出来る、良い、可能な自分は当然の自分、出来て当たり前」というある意味 傲慢な考え方が心にあるからです…ここをこそ煩悩と申します。煩悩中の煩悩といえます。
 さあ、自分の思いを捨て去り、脱ぎ去ることで身軽になりましょう。
 季節はもう春なのですから、外に出ましょう。お花探して下さい。そのお花を綺麗だと感じて下さい。感じられるように努めて下さい。そしてお花が綺麗だと感じることの出来た自分を愛して下さい。誉め、可愛がって下さい。
 あなたを仏様はずっと見守ってくださいますよ…。
 

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。
今の自分のだめなところを直そうと必死だったのでいらないものを削ぎ落とそうというのはとても新鮮な感じがしました。
自己肯定感を高める大事さもよくわかりました。
お花、探してみます。
探してみようと想像するだけでなぜかココロが穏やかになれる気がします。
素敵なお言葉をありがとうございました。

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