hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

姉の死から9ヶ月

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

姉が亡くなって3ヶ月の時も、お話させて頂き、ご返信を頂きました。
姉は今は天国から見守ってくれてる、そう思いながら頑張って生活していますが、やはり、話したいことがあるのに話せない、会いたいのに会えない、見守ってくれてると思っても、自分の目で見ることができない、苦しいです。
心に空いた穴は、埋めることができません。
以前よりは笑えるようになりましたが、心の底から笑うことはないし、本気で楽しいと思うこともありません。
どんなときでも姉のことが頭にあります。
楽しめません、心の底から笑顔になれません。
いつかまた会えると思っても、見守ってくれていると思っても、今は病気はしていないと思っても、どんなにポジティブに考えようとしても、やはり亡くなった時のことを思い出すと辛くてしかたありません。
これから先も心の穴が埋められるとは思えないし、残された姪のこれからのことを考えると不安で押し潰されそうになります。

楽しめない、笑えない、苦しい、会いたい、不安。。

お坊さん、何かお言葉をお願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「日にち薬」しかありません・・・。

お姉様がお亡くなりになった、とのこと改めてお悔やみ申し上げます。
中々「立ち直れない」・・・無理もありません。あなたのお年をうかがうと、まだお若かったのでしょう。
昔、ある先輩僧侶が、息子さんに先立たれたお婆さんが「辛い、悲しい」というのを聞いて「その内忘れるわ・・・」と言いました。お婆さんカンカンに怒っていました。しかし、何年もするうち、「忘れ」がちになりました・・・(もちろん折に触れ思い出しますが)。
実はその先輩もご自身の息子さんに先立たれていたのです。ご自身の体験からのお話でした・・・。
まだ9ヶ月・・・、そう簡単に忘れる事はできません。恐らく、あなたと、お姉さんは仲良しだったのでしょうから・・・。
しかし、昔から「日にち薬」という言い方があります。辛く悲しい出来事は、時間が経つしか治らないということです・・・。
こんな言い方もあります。❝人は十分悲しまなければ、立ち上がる事が出来ない❞。お姉さんはキットあなたの事を心配しておられます。まだまだ辛いでしょうが、お仏壇(あるのなら…)の前で、合掌しお参りして下さい。いつかお姉様が「有難う。もういいから〈さくら〉ちゃんも元気出して」と言ってくれるはずです。小生もあなたが元気出る様お祈りします。合掌 南旡阿弥陀仏

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

大塚さま
ご返信ありがとうございます。
そのうち忘れるわ。。
もう落ち着いたでしょ。。
確かにそれが、一番傷つく言葉です。

すごく優しいお姉ちゃんだったので、『さくらちゃんも元気だして』って、本当に言ってくれてる気がします。
お姉ちゃんがいなくなってしまったことをあたりまえのように思いたくありませんが。。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ