友人の結婚式
私は友人の彼氏に片思いをしていました。
未練があります。
ですが、ここ数年顔を合わせなかったので立ち直れそうでしたが
近々結婚式を挙げることにしたみたいで
招待状が届きました。
友人は大切なので出席したいですが
彼氏の顔を見てしまったらまた気持ち戻りそうで怖いです。
結婚式にでてスパッと諦めるっていう意見もありますが、彼女のいる彼氏を好きになり、未練があるのに
1度の結婚式でスパッときもちのきりかえなんてできないと思っています
私が結婚式を挙げるときに友人を誘いたいですが欠席してしまったらさそいずらいとおもってしまって
どうしたらよいでしょうか……
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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求不得苦(ぐふとっく) 「ぐふとくく」とも読みます
結婚式の招待状をいただくのは嬉しいことですが、今回の場合はつらいですね。いろいろと悩んで居られる気持ち、わかります。この悩み苦しみの原因をちょっと考えてみましょう。
仏教では、苦という現実をどう理解し、どう受け止めて生きていくか、重要なテーマです。苦と言ってもいりいろな分類方法がありますが、最も一般的な分類として「四苦八苦」があります。四苦とは「生・老・病・死」の4つを言います。この4つに、怨憎会苦(おんぞうえく)、 愛別離苦(あいべつりく)、 求不得苦(ぐふとっく)、 五蘊盛苦(ごおんじょうく)の4つを加えて八苦としております。
みくさんが今苦しんでいることが、求不得苦に当たると思います。我々人間は欲しいものがあれば、それを手に入れようと躍起になります。しかし、願っても、無理を通そうとしても、うまくいかない場合も多いですよね。しかし、自分の思うようにならなければ、腹を立て、ねたみ、心が穏やかではいられず、苦しい思いが続きます。これが、求不得苦です。
人生、思い通りに行くことよりも、思い通りにいかないことの方が多いと思います。かって抱いた「恋心」を無理に否定する必要は無いですよ。でも、すべての恋がすべて成就するなんてあり得ないですよ。みくさんだって、そのことは理解しておられると思います。
結婚式に参列してみましょう。そして、友人の結婚を祝ってあげましょう。同時に、自分自身の恋心に「さとなら」を告げればいいんじゃないですか?
蛇足です。
上記のことを書いていて、誰かの歌にこんな歌詞があったような気がしました。調べてみたら、森高千里の「さよなら 私の恋」という曲でした。
http://www.kasi-time.com/item-31699.html
質問者からのお礼
ありがとうございます。
拝見した時は参列しようかなと気持ちになりましたが、日に日にやはり行きたくなくなってしまい、申し訳ないですが欠席しようと思います。だらだら未練をひきづるきもありません。未練というよりもただ顔がいままで生きてきた中で一番タイプだったから好きというよりもなんか違う感情だと最近気づきました。友達の結婚を心から祝える彼を見つけ私も前を向こうと思っています。欠席の理由はこれだけでなく金銭的な面など色々重なっているためでもあります。せっかくのお言葉を頂きましたが申し訳なく思います。