両親が信仰する新興宗教について悩んでいます
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両親が信仰する新興宗教を自分が信仰するかどうか悩んでいます。霊感商法や教祖の状況が教理と矛盾しているので脱会したいのですが恐ろしくてできません。自分の判断が間違えていた場合、死んだ後に後悔するのではないかと不安でいっぱいになります。幼い頃から神様や教祖のために生きるように教えられてきたからか、人生を自分のために使うことに罪悪感があります。
また教会の人は所謂神体験(あたたかいものが胸に溢れ涙が止まらない、気持ちが落ち着く、神の声を聞いた等)
をしている人が多く、自分は条件が足りないからそのような体験がなく、体験するために修練会や礼拝に行った方がいいのか悩んでしまいます。
現在強迫性障害という精神病に10年間ほどかかっており、宗教のことを考えるのが仕事中でもやめられず(やめようとすると恐怖でいっぱいになる)鬱状態を併発して仕事を辞めてしまいました。教理に反したものを捨てなければならない、視野を広げると脱会の危険があるので本を読んではならない、修練会に行かなければならないなどの思いがいつも心を駆け巡り非常に苦痛です。仮に脱会したとしても、この先何十年も不安をかかえたまま生きることを考えると死にたくなります。
本を読んで視野を広げたいのですが、不安のあまり読書も満足にできません。洗脳されているのでしょうか。不安でとても苦しいです。
宗教が説く、死後の世界の話は本当なのでしょうか。個人的には自意識から永遠に逃れられないならそれは苦痛なので、無ではないかと思っているのですが。
自分で選んだ宗教でもないのに、ひたすら苦痛があり生きるのが辛くて、幸福な人生もいらないので早く死にたいと毎日思います。
どうやって生きていけばいいのかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信仰は個人の自由
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お坊さんとしては、信仰するなら仏教をお勧めしたいです。
死語の世界は、仏教では輪廻転生を前提に考えますから、死後は、別の新しい生きものに生まれ変わると思います。
南無阿弥陀仏と念仏をとなえている人の場合は、死後に西方極楽浄土の菩薩に生まれかわります。
仏教でも地獄など死後の恐怖は教えますが、地獄から逃れる方法も説いています。
恐怖を与えるのではなく、恐怖をなくすための教えを説くのが宗教の役割ではないでしょうか?
いずれにせよ、信仰は個人の自由です。
家族と別の信仰を持って良いと思います。
お釈迦様は言いました。
「苦行による神秘的な体験は、苦しむ体が生きようとして幻覚や幻聴を脳内で作り出す状態なのです。」
「この世に生まれたものはいつかは終わりが来ます。そしてまたいつかどこかで何かに生まれます。全ての人間も動物も植物も水も大地も空も海も同じなのです。そのようにしてこの世は移り変わっていくのです。だから何も恐れる必要はありません。移りゆく流れに身を任せましょう。」
あなたは生まれる前、前世で苦しかったですか?痛かったですか?悲しかったですか?
何も覚えていないですよね。
ならばあなたの来世も、苦しみも痛みも悲しみも何も無いと思いませんか?
無ければもう怖いものも無いですよね。
宗教とは本来、幸せに生きる為にあるものです。しかし今あなたは幸せによりも恐怖に支配されています。その事が既に正しい宗教ではない証拠だと思います。
とにかく今はあなたが親元を離れて、1人で生きていく事が重要だと思います。
その為にも、先ずは定期的に精神科に通い、脅迫性障害を克服しましょう。お医者さんにはありのままをお話しください。知恵を貸してもらってください。
そして働けるようになったら貯金して、いつかは親元を離れて暮らしましょう。そうしたら今の宗教の関わりを断つ事が出来ると思います。
目標を持って、一歩一歩歩んでくださいね。
それまでは時には信者の演技をしてでも耐え忍んでください。目標を達成する為に。
あと、読書は必要だと思いますよ。
読書は知恵を得ることができます。知恵を得ると無知から離れます。無知から離れると無明からも離れます。無明から離れると苦しみから離れることができるのです。
時間があったら図書館などでいろんな本を読んでくださいね。
拝読させて頂きました
信仰は人を追い込んだり苦しめたりするものではありません。
人を苦しめ傷つけるようなことは正しい信仰や宗教とはいえません。
どうかあなたが救われる信じることのできる信仰を持って下さいね。
あなたが正しい信仰するものに巡り会え心から救われ、あなたが心身ともにお健やかに生きていかれ、あなたの生命が全うされる時にも救われ心穏やかに安らかになられますようにと切に神仏にお祈りさせて頂きます。
大丈夫です。
あなたは必ず心身ともに救われますからね。
どうか安心なさって日々お健やかにお過ごし下さいね。
質問者からのお礼
お三方回答ありがとうございます。
私にとっては教えが鎖にしかなっていない事実を改めて感じました。
苦痛な時点で正しい教えではないとのご意見、励まされました。
友人にもなかなか共感してもらえず、辛い思いもしたので、僧侶の方から仏教を信仰する立場からご意見を頂けてとても有意義でした。
すぐには結論が出ないかもしれませんが色々な教えや思想を学ぶことで、また新たな自分に生まれ変わり、いつの日か光が見えてくると信じます。
ありがとうございました。