呪ってしまいたい
職場での人間関係に悩んでいます。
簡単に言えば、職場の上司に「嵌められた」という状況になってます。お陰様で私は常識のない浅ましい女になってます。
そのお陰で、奴のことがとてもイヤで死んでしまえと思うほどに嫌いです。
それでも、「嫌よ嫌よも好きの内」と聞きますが、嫌うのもイヤになる程の者と職場で出会ってしまいました。
人を呪わば穴二つと言われますし、自分の言葉は自分に返ってくるとも言いますが、呪わずにはいられませんし、言いたくもなります。
奴とともに地獄に落ちてやる気もありませんし、私の魂はこの気持ちからも、死んでからも救われたいと願うばかりです。
仕事も辞めてしまいたくなるし、でも奴のために辞めてやるのも癪です。本当に悔しい。
穏やかな心を持っていればこんな気持ちを持て余すこともなかったのでは、と自分の性格すら恨みたくなります。
私にも落ち度はあったと思います、私を貶めたいと思うほどに嫌われるには何かしらのアクションがあったからかと思いますし。
それすら分からず影でこそこそと貶めるようなことを…ふた回りも上の上司がする事でしょうか?単に歳をとれば大人になるという事でもない事は重々承知していますが、本当に呆れるし悔しいし本当に…はぁ。
この気持ちから救われる方法はありますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
呪うよりも、苦しみについて考えてみましょう
呪ったって、ときさんにとって得することはありません。ときさんが幻術師として超人的な能力を有しており、其の能力を活かして上司に罰を下し自分自身の仕事の業績をupさせることが出来るなら「呪うこと」も決して無意味では無いかもしれません。
でも、よくよく考えてみましょう。仮にときさんが上司に呪いを込めて上司が失脚すれば、ときさんとしては溜飲が下がるかもしれません。でも、溜飲が下がったとしても、そのことでときさんが幸せになるとは言えません。ときさんが幸せになるためには、下記のステップを乗り越えていくことが必要だと思います。
①自己防衛に努め、防衛能力を高めましょう。
どこの世界にも、どこの会社にも、部下の手柄を自分の手柄とし、自分のミスを部下のミスに仕立て上げる上司は居ます。上司の姑息なやり口をついては、かなり学習してこられたと思います。他の上司や同僚に味方になってもらったり、監督機関や人権団体への提訴可能程度の証拠を確保したりしましょう。証拠が揃っていれば、実際に告訴までしなくても経営者に訴えて悪徳上司を解雇・配置転換してもらうことは可能でしょう。
②四苦八苦の怨憎会苦について学びましょう。
ときさんの今の苦しみは、仏教で説く「四苦八苦」の中の怨憎会苦に該当します。憎ったらしい上司と毎日顔を合わせるというのは、実に苦痛だと思います。でも、現実の社会において上司や先輩は部下後輩に対して指導・助言・支援等を行います。上司に悪意が無くても上司としては立場上指導助言を行います。「顔が嫌い、口調が嫌い」と思っている人にとっては、すべてがハラスメントになってしまいます。ときさんの上司はさらに質が悪いからたいへんですね。
世の中、良い人ばっかりならいいですが、現実にはそうじゃないですよね。嫌いな人間であっても、生きていく上では関わっていくしかない場合も多いんです。相手の言葉や行動に腹が立つのは止むを得ないですが、すべてに反応していたら身が持ちません。サラリと受け流していくことも必要です。怨むよりも、「所詮この程度の人間なんだ。」と憐れむ方がいいですよ。相手と同じ低次元に立ち必要はありません。人を陥れている人間がずううと人望や信用を得ることはあり得ません。取引先や経営者の信頼を失う等、いずれ相応の報いを受けます。呪わなくても、上司は何らかの報いを受けますよ。
拝読させて頂きました。
無駄に歳をとって愚かなことしか出来ない方もいるものです。
反面教師です。
そのような愚かな者にならないようにと心がけること、そして愚かな者に怒り恨むだけ自分が損することかと思います。
そのような愚かな者に心を使うことは自分にとって損することですし、結果自分をおとしめることです。
ですからスッキリ捨て去って下さい。
あなたがこれから充実して生きていくために必要なことをじっくりと見つめて下さい。
選択なさっていかれるのはあなた自身ですからね。
質問者からのお礼
こんなにも早くコメントをいただけると思っておりませんでした。ありがとうごさいます。
憐れむこと、とても心にストンときました。
成る程!確かに、母が昔からそう言っていたのも思い出しました。
ありがとうございます!