自分の人生の指針が分かりません回答受付中
すごくぐちゃぐちゃで自己中なんですが、ここ丸1年悩んでて、頑張って生きてる皆さんに失礼を承知で相談させていただきます。
私は客観的に見て、家庭環境も経済面も人間関係も非常に恵まれて育ってきました。周りからもそう言われますし、自分でもそれを痛感しています。ですが、そうやって自分をいつも肯定してくれて、期待してくれて、色々なものを与えてもらったはずなのに、それら全てが自分の指の間からすり抜けていってしまう感覚があり、とても怖いです。
これまでは不器用なりにしっかり生きてこれたのかもしれません。しかし、高校に入り、国語や公共の授業で社会の構造や人間の精神性、歴史的な背景などを学んだことがきっかけで、良くも悪くも自分を取り巻く世界の見え方が変わってしまったような気がします。ネットを覗けば、悪意ある(あるいは意識せずとも隠れている)差別の言葉や、他者を攻撃して引きずり下ろそうとする人間の醜いバイアスが溢れている。その一方で、リアルの自分の目の前には、何も変わらず優しく微笑みかけてくれる人たちがいる。この、地獄のようなネットと、温かいリアルの景色の激しいギャップに、頭がおかしくなりそうです。
それ以外にもネットを見れば、本を読めば、他人と話せば、世の中には理不尽な苦しみの中にいる人が大勢いることがひしひしと感じられます。なのに、何不自由ない、理不尽を一度も経験していない自分が生きる意味が空虚だ、などとおこがましくも悩んでいることに、耐えがたい申し訳なさを感じます。
これはまた別の話になるかもですが、幸せというぬるま湯に漬け込んだ自分の心がすごく意地悪であるのを自覚し始めました。自分も差別や偏見、意地悪な欲にまみれていることに変わらなかったのです。もらってばかりでぶくぶく太っている自分の心を、卑しくて性格の悪い、中途半端な人間だと思ってしまいます。
「生きていかなければならない」という大前提自体に息苦しさを感じてしまい、そんな暇人だから考えれるようなわけ分からないことを考えてる自分が、存在している意味がないと感じます。
考えなきゃいいと分かっていても、どうしても止めることができません。
このような、恵まれているからこその空虚感や、申し訳なさとどう向き合っていけばいいのでしょうか。
今の自分をいい意味で騙せるような一言をいただけると、本当に救われます。長文失礼致しました。
たくさんありすぎます
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
乏しい経験上でも、ここまで育ててくださった人たちのおかげ。
物事を、いろんな角度から見ることが出来ているのですね。そして、人間の愚かさにも気づいている。それは同時に、生きづらさにもなっていることでしょう。
欲望渦巻く人間世界で、自分らしく生きることは、とても難しいことなのかもしれません。だから、裏で誰かを攻撃し、自分を優位に置く。何もかもお見通しの仏様だけは、嘆かれていることでしょうね。
知らず知らずに、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)を持ち、生きてしまっている中において、あなたに向けられる優しさを感じられているのは、「あたたかな幸せ」ですね。実感したことは、そのまま受け取ったらいいのではないかしら。
あなたは自分を、卑しくて性格の悪い、中途半端な人間だと言うけれど、相手にどんな思惑があったとしても、自分が感じた気持ちには正直でいたいなと、私は思っているのですよ。
自分が見たこと、考えたこと、感じたこと。乏しい経験上であったとしても、ここまで育ててくださった人たちのおかげで、このように思える自分がいるのです。その事実を大事にしたいなと思うのですよ。表裏一体なところがあるからね…
他の先生方が仰るように、「あなたは、あなたのままに」見つめていきながら生きていけばいいのです。網目のように張り巡らされた縁が、あなたを進むべき方向へ導いてくださいますよ。
「今はもっと『自己中心的』に生きていい」と思います。
いただいたご相談の文面から、あなたの深く、真面目で優しいお人柄がまっすぐに伝わってきました。恵まれた環境に感謝しつつも、世の中の理不尽さに気づき、ご自身の内なる醜さに直面して苦しんでおられるのですね。
仏教では、私たち人間のことを「凡夫(ぼんぶ)」と呼びます。これは、誰しもが心の中に自己中心的な欲望や偏見、意地悪な感情(煩悩)を抱えている、未熟で弱い存在であるという意味です。あなたがご自身の中に見つけた醜さは、決して特別なものではなく、人間が本来持ち合わせている普遍的な性質にすぎません。ですから、「自分は卑しい」と過度に自己否定し、卑下する必要は全くないのです。
ネット社会の悪意や世の中の理不尽さにこれほどまでに胸を痛めるのは、あなたが豊かな感受性を持っている証拠です。「こんなことを考える自分に存在意義がない」などと決して思わないでください。その息苦しさは、あなたが社会や他者と深く向き合おうとしているからこそ生じる、尊い痛みです。
今のあなたにお伝えしたい「ご自身をいい意味で騙す一言」があるとすれば、それは「今はもっと『自己中心的』に生きていい」という言葉です。
世界の理不尽さや他者の苦しみを、今すぐあなたが全て背負う必要はありません。まずはご自身の人生を豊かにするために、目の前の勉学や日々の生活に思い切り精進してみてください。恵まれた環境は、決して申し訳なく思うべきものではなく、あなたが健やかに育つための大切な土壌です。
そこで培った知識や教養、そして何より、今のその痛みを伴う豊かな感受性は、いつか必ず、誰かの理不尽な苦しみに寄り添い、和らげるための大きな力へと変わっていきます。
どうぞ、今は安心して「ご自身の成長と幸せ」に集中してください。あなたのこれから歩む道が、実り多く豊かなものであることを心より願っております。
拝
縁起寺 釋聴法
あなたは素晴らしいです
10代のあなたが世界の現実に気づき、行動を起こそうと考えていることは素晴らしいことです。
あなたが指摘されている通り、世界には理不尽な苦しみを味わっている人が大勢います。
あなたが、そうした人たちに少しでも思いを寄せているのなら、将来、そうした人たちのために尽くす仕事に就くことを真剣に考えてみましょう。
今はたくさんのことを勉強して、あなたの視野を広げてください。
ネットに関しては、あなたが利用されるのではなく、利用する立場に立ちましょう。
仏教における一番の幸せは、人のために生きることです。
あなたが恵まれ生きることを大切になさって
拝読させて頂きました。
あなたの置かれている状況や環境そして社会の状況についてあなたが思い悩んでおられることを読ませて頂きました。詳細なあなたのことはわかりませんけれども、あなたのその思いを心より受け止めさせて頂きます。
あなたや多くの方が沢山の方々に愛され守られて恵みを受けながら生きていることも真実です。
そして社会や世界の中で様々な差別や偏見や憎悪が渦巻いていることも真実です。
平和な世の中もあれば怒り憎しみ争いの世界もあります。
あなたにとってはなかなか受け入れがたいことかもしれませんし、息苦しいことかもしれません。
ですから辛いことからは適度に距離を置いて生きることも必要だと思います。なかなか全てを受容していくことは難しいですからね。あわてることはないと思います。
そのような状況の中で生きていることをしっかりと知っていくことはとても大切なことです。ですがあわてることはありません、そのような私達人間であることを少しずつ見つめながらあなた自身で見聞きして検証していって下さいね。
あなたがこれからも沢山の素晴らしい出会いやご縁に恵まれて健やかにご成長なさいますように、多くの恵みに感謝なさり沢山の方々とお互いのことを心から尊重し合い思いやり幸せを分かち合い生きることできますように切に祈っています。
質問者からのお礼
こんな幼稚な文にまっすぐ向き合ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。お坊さんによって仰っていることが全然違ってびっくりしました。人は元々愚かである、自己中に生きてもいい、しかし人のために尽くすことが幸せとされている...(もしかしたらそのふたつも類似していると考えれなくもないですが)、正解は人それぞれということでしょうか。やっぱり難しいです...
ただ、目の前のことを大切に、というお言葉は、どのお坊さんにも共通していたように思います。結局自分はどう行動するかが1番大事という事なのかなと思います。
これで解決したとは、残念ながら言えません、しかし、自分の足元だけ見ていた状態から、自分の手のひらを見ることができるようになったと思います。
なので、もうちょっと(一生?)、このことは悩み続けたいと思います。
本当にありがとうございました!



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )