hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

宗派の選定の仕方について

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

だいぶ前に「軽症うつ病」に罹患し、少し精神的に疲れていた時に
テレビで宿坊の特集を見て、比叡山延暦寺の宿坊に
お世話になったことがあります。
その際に「一隅を照らす」という言葉を、
僧侶の方から教えていただき
自分のいるこの場所で、その片隅でも照らしていくつもりで
今まで頑張ってきました。
おかげさまで、今は病気も完治し、
仕事に忙しい毎日を送っています。

父が亡くなり、父の兄が葬儀を出してくれました。
臨済宗建長寺派の葬儀でした。
両親は離婚していて、いろいろな家庭の事情があり、
父の兄が、父の位牌を作ってくれて、長男である私が
小さな仏壇を購入して、その位牌を守っています。
それから、10年以上、経ちました。

いまは父の兄もなくなり、少し父の親戚とも疎遠になって
また、そのお寺が自宅から遠方にあることもあり、
あまりお墓参りにも行けなくなってしまいました。
仏壇があり、位牌がありますので、
ときどき、お坊さんをお呼びして、読経をお願いしたいとも
考えています。

その時の宗派のことですが、
やはり葬儀のときと同じ宗派のお坊さんに
お願いするべきでしょうか。
または、精神的に苦しかったあのときに救ってくれた
天台宗のお坊さんにお願いしても大丈夫なものでしょうか。
また檀家になっているわけでもないので、
これから、いろいろ探したいとも思っているのですが、
その際に宗派をどう考えるべきか、と思っています。
その点、教えてください。

なおお仏壇のご本尊は、釈迦如来を祀っています。
ときどき浅草寺には出かけているので、
浅草寺で観音様の掛け軸を求めて、それを右側に祀っています。
左側が空白になってしまっているので、
もし天台宗なら、そこに伝教大師の掛け軸かな・・・とも
思っているのですが、その点の可否も教えてください。

よろしくお願いいたします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたにとっての宗派やお坊さん

拝読させて頂きました。
あなたがこのお坊さんにご供養お願いしたいなと思う方にお願いなさるのが一番かと思います。
それとあなたが信仰していきたい宗派のお坊さんにお願いすることも良いかと思います。
今までのお寺さんやお坊さんとのご縁もあるでしょうし、あなたがこれから素直なお気持ちで信じることができる教えの宗派とのご縁もできるでしょうからね。
様々な思いもあるでしょうからあわてずに検討なさってみて下さいね。
必ずあなたにとってご先祖様にとって素晴らしい教えのご縁に巡り合うことができるでしょうからね。
どうぞ日々素直なお気持ちで仏様やご先祖様に手を合わせてご供養なさって下さいね。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。
とても心にしみました。

最近は、ご朱印をいただいたりして、いろいろなお寺に参ることがあります。
また先日は、神奈川県浄土宗のイベントにも参加させていただきました。
いろいろと考えずに、これからの仏教とのお付き合いの中で、
宗派、お寺さん、お坊さんとのご縁を、焦らずに検討してまいりたいと思います。
その中で、きっと、良い縁との巡りあわせがあるものと信じております。

素晴らしいアドバイス、本当にありがとうございました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ